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16時間断食が日課ショローのリアルな話


16時間断食を17ヶ月継続した今

おはようございます、糸島ショローのなんりです。
今日はワタシの食生活について、書いてみようかと。
2021年11月K新聞連載の「猫楠舎だより」の記事が「16時間断食」。
とすると、かれこれ17ヶ月16時間断食を継続していることになりますね。
究めて飽きっぽいワタシが継続できたってことは、16時間断食とジブンのからだの相性がよかったのだと思います、はい。

ということで、16時間断食約1年半の経過と今のリアルな現状を赤裸々にお話いたしましょう。

「猫楠舎だより」改訂版「断食」(2021年11月01日付け)

死ぬまで動けるからだを目指して、1か月ほど前から「16時間断食」をやっている。
16時間なにも食べないとどうなるか? からだは栄養が入ってこないことで、体内にあるものでなんとかタンパク質を作り出そうという生存機能が目覚める。これがいわゆるオートファジー機能。
ある意味、16時間断食は体内のあるものでやりくりするブリコラージュといえなくもない。

さて16時間断食は、食事時間がポイントである。
ワタシの場合は朝食8時、昼食11時30分~12時、夕食15時30分~16時。夕食が早いが、これもコロナ禍のおかげで出張なしの自粛生活があってこそ。
今年に入ってから、自然とお酒が要らない体質になったこと、さらに春から「家では肉類を食べなくてもいい」となったことは、16時間断食には絶好のタイミングだった。
そもそも16時間のうち、半分の8時間は眠っている。
空腹で眠れないこともなく、むしろ食べないとからだがラクである。消化器官が十分な休養をとれるわけだから、からだがラクなのは当たり前な話だが、「還暦過ぎてから、氣づくほうが遅いよっ」と自分につっこみを入れる。
注意したいのが食事の内容。断食してもジャンクフードを爆食いしたら元の木阿弥。ワタシは断食をスタートする前に「食べてはいけない」食材をすべて台所から削除した。具体的にはカップ麺やレトルト食品、菓子類などの加工食品全般、使いかけのサラダオイルやクリームチーズなど。主食の白米も徐々に玄米に切り替えていった。
スーパーへ買い出しに行っても弁当や総菜などの調理品、乳製品、菓子類、肉や冷凍コーナーには近寄らない。野菜、果物、乾物類、調味料、魚コーナーのみで買い物が終了する。食費が浮いた分で、エキストラバージンオリーブオイルといったちょっと贅沢な調味料を使う。
これまで幾度となく挑戦しては挫折した「腹八分目」を心がける。味噌汁のお椀を一回り小さいものに、ごはん茶碗は成人男子用から子供用に替えた。以前は1合の白米を2回で食べ切っていた。今は玄米1合を3食に分けて食べる。
小食に慣れるために食卓に時計を置き、最低15分以上かけてゆっくり味わうようにした。ひとつひとつの食材を味わうってことは、口の中の食材がなくなるまでは他の食材を入れないということだ。これが案外難しい。
さらに食事中は食事に集中し、スマホは言語道断。こういうとき、我が家に新聞とテレビがないことが有利に働く。

ちなみに本日の食事メニュー。
〇朝食…リンゴ四分の一切れ、キャベツと人参のサラダ、ゆで卵1個、イワシの丸干し5尾、しいたけ・白菜・豆腐・青さ入りの味噌汁、ブラックコーヒー2杯、天然酵母のイチジクカンパーニュ1切れ。
〇昼食…玄米ごはん、朝の味噌汁、ムツの干物、キュウリとナスの糠漬け、ハヤトウリの甘酢漬け、キャベツと人参のサラダ、自家製梅干し、ミカン1個。
〇夕食…十割蕎麦、マグロの刺身、蒸したブロッコリーに自家製ポン酢。
小腹がすいたら、個包装のナッツ1袋か、リンゴ、ミカンなど。

最近は生涯無理と諦めていた「食べたくないときは食べない」ということすらできるようになった。
ようやく、ヒト並みの食生活になったような氣がする今日この頃。さらば飽食の時代、こんにちは断食。
よくよく思い返せば、死を悟ったとき断食して逝くのがワタシの理想だったのだ。16時間断食は、究極の死に方の練習になるかもしれない。


タケノコ掘りで新鮮な食材を

効果は痩せるだけではない

我が家には体重計がないので、16時間断食でどのくらい減量したかは不明ですが、少なく見積もっても10kgは確実。
痩せ始めた当初は、パンツのウエスト部分を詰めたりしていたんですが、結局糸島移住を機に、和歌山で着用していた衣類はほとんど捨てました。
50代のころ「もう二度とジーンズは履かないな」(実際には「履かない」ではなく「履けない」)と思い、ゆるゆるなウエストゴムパンツ派になっていったワタシが、今再びジーンズ生活に戻っております。もうXLや3Lサイズには戻りたくありません、ハハハ。

からだが軽いから、家事がらくらく、散歩もルンルンでございます。
からだに負担(特に消化器系と関節)がかからないので、ご機嫌な状態を維持しやすい。
医療費や整体等のトリートメント費用がかからないのもメリットです。そういうものに使う時間の節約にもなる。

もちろん例外はあって、「ハレ」の日は夕食が7時になることもあります。ヒト付き合いに支障のないよう臨機応変に対応すればいい。
とはいえ、徐々におつきあいもランチ中心になってますね。
ただ、ショローは16時間断食しやすいんじゃないかとも思います。

若いころは過激なダイエットもしたし(20代)パーソナルトレーナーについて体脂肪13%という時期(40代)もありました。特に40代はお金も時間もかかった。会社をやりながら、スポーツジム2つとボクシングジム合計3つを毎日はしごしていたんですから、ジブンでも呆れます。あのエネルギーはどこから湧いていたんだろう?
痩せてかっこよくなりたいう一心。
でも、そうなった先にどうしたかったんだろ、ワタシ?
あら、全然、思い出せないやん。
ま、いっか~。
しかしショローの今は「痩せたい」ではなく、「からだをラクにしたい」なんです。できれば、死ぬ瞬間まで健やかな暮らしをしたい。
それを叶える一つが16時間断食(今のところですが)。




今日の食事

8:00 朝食…野菜スープ(ブロッコリー、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ウィンナー1本)に玄米を入れたおじやのようなもの。ブラックコーヒー2杯、夏ミカン半分。
11:30 昼食…糸島豚BuuBuの冷凍コロッケ1個、キャベツの酢漬け、玄米ご飯、ワラビの味噌汁、ハスのきんぴら、自家製梅干し。
15:45 夕食…玄米ご飯、昼の味噌汁、タケノコの若竹煮、焼き海苔、大根の甘酢漬。
おやつに醤油せんべい、自家製小豆あんこ、ハッサク。

最近は卵を買わなくなりました。
別に困らない。いままでは単に惰性で買ってたのかも。
それとストック食材を順次食べ切っていくということをして、乾物や非常食もいったんなくしたら、引き出しがスッキリです。
お茶の種類も多すぎたので、減らしつつあります。
この辺のお話はまた。

今日の結論:16時間断食とショローは相性がいい。

ではでは、今日もご機嫌元氣な1日を!
ありがとうございました。

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