庭ラジの存在の大きさ

おはこんばんば。なのんでございます。
けんじのやつ使ってみました。
おはこんばんは、8/23、8/30のラジオで最初のつかみだったわけですけども。
庭ラジの話とともに色んな話をしようかと。
酒飲みながら感情のまま書いてますので。
拙い文章ですが。

長年アイドルという職業の人たちを推してきて思うのは、「理想」「永遠」この言葉って結構ファンからすればしんどいもので。
「永遠」だなんて続かないし。
「理想」なんて叶う確率は少なくて。
ましてや他人に求める「理想」なんて0に等しいくらい叶うものでは無いと思っています。
アイドルは「夢」を与える職業なのに。
そう思う人がいるかもしれないけど、これが現実で。上手くいかない。なかなか辛いもの。


King&Princeは、ジャニーズの筆頭になる次世代のグループ。
仲が良くて、おバカで。
でもパフォーマンスはめっちゃかっこいいし。
世界を目指して頑張るジャニーズの期待の星。
誰もがそう思ってた。私達もそう思ってた。
それが「理想」で「夢」だった。

5人でのレギュラー冠番組が決まって。
24時間テレビもやって。
レギュラー冠番組が好評で、30分から1時間番組になって。
個人での活動が増えてきて。
5人全員の名前を覚えて貰う機会が多くなって。
私の中の「理想」の国民的アイドルグループへの道のりが見えてきて。
この子達は安心だ。この子達ならすごい景色を見せてくれるかもしれない。
そんな「理想」に縋りながら、応援していた。

でも、その「理想」が11/4に崩れ落ちるように思ってしまって。
泣いて。泣いて。泣いても足りないくらい泣いて。心が空っぽで。次の日どう過ごしたか。あまり覚えていない。

5人でいないのが純粋に悲しい。そんな思いもありつつ、もうトップ街道への道が絶たれたように感じて。
5人の凄さを知ってしまった自分が2人になったKing&Princeを応援できるのか。
そんな不安に駆られた。

私自身も色んな言葉を言われた。
「いいじゃん。自担残るんだから」
「2人でやっていけるの?」
「仲が悪かったんでしょ」
自分も感じてしまった疑問が。突拍子もなく、赤の他人から息を吐くように、どんどん言われて。

私だけならまだしも、5人への酷い誹謗中傷が多くあって。
「脱退していく3人が悪い」
「永瀬がキンプリを壊した」
「なんで海ちゃん辞めなかったの?」
それらの言葉を目にする方が凄く辛かった。
でも反論できないくらい、意気消沈しきってた。

そんな時に放送された11/10の庭ラジ。
怖くて怖くてたまらなくて。
聴く直前に辞めようかと思った。
これを聴いてしまったら、現実を受け入れなければならないようで辛かったから。
でもその反面、この放送はリアルタイムで聴かないといけない義務がある。そう思っていた。

1人部屋に籠って毛布にくるまりながら聴いた。いつもよりトーンの低い永瀬にちょっと緊張しながらも、ことの経緯を話し始めた瞬間。
「ああこれが現実か」と
受け入れているようで、どこか他人事のように聴いている自分がいた。

この庭ラジで廉が話した。

「その人の深層なんて触れることが出来ない」


この言葉にグループで続けることの現実を見た。
同じ方向だよね?大丈夫だよね?なんて聴かなくても俺ら一緒だよねって「理想」を信じて。
歩いて歩いて。
でもその「理想」が崩れ落ちる瞬間って凄くトラウマになるだろうし。
裏切られた訳でもないので、漢の決断だからと分かっていても、どこかショックで。
だから3人が脱退してからも海人と廉はより多くの時間を共有して「これからどうしていく?」って方向性を確かめ合う時間が必要で。
本人たちも言ってたけど、本当に5人の時以上に話し合いを重ねたと思う。

個人的に1番キツかったのは

「ずっとくだらんことをして、笑って、そう言う姿をみんなに見てもらって、いつまで経ってもバカだなとか、ガキだなとか思われながら、このまま活動していくんだろうなと思ってたから」


永瀬廉の掲げていた「理想」が崩れ落ちたと思った。この言葉を聞いて過呼吸になるくらい大号泣したのを覚えてる。
なんか全部嘘のように思えてしまって。
今まで笑いあってた時間はなんだったんだろう。
辞めていく3人は心の底からこの活動を楽しめていたのかな。
イヤイヤやってたのかな。
答えてくれないであろう疑問ばかりが浮かんできては、どこにもぶつけようのない怒りや悲しみに耐えるしか無かった。
私たちファンってなんのためにいるんだろう。
深層なんて触れられないし、我々ファンは推しの決断を受け入れるという選択肢しか残されてなくて。
ファンでいることがこんなに辛いんだなって思ったのは初めてだった。

「こいつらバカだな。でもこうやってバカやってるの1番好きなんだよな」って。
世間一般の王子様のイメージとは違った。普通の、等身大の、20代の少年たちがバカやって、笑って。その風景を一緒に見たかったな。って私も思ってました。

「たかがファンじゃなくて、その皆さんが思ってたかもしれない、たかがファンという存在が、俺らにとってはアイドル活動を続ける意味になったってことを知っててほしいなって思います。」

廉くんが泣きながら言ったこの言葉。
すごく嬉しかったんですね。
この回のラジオで廉くんが泣く時、感情が高ぶる時は、6人のことを話す時。我々ファンを話す時だったんですよね。
本当に愛されてるって思います。
メンバーも我々ファンも。
心のどこかで、タレントからすれば、ファンなんて所詮何も出来なくて。
ただ貢いでくれる人達なのだろうなと。
ジャニーズの他のタレントの行動を見て、ファンの存在が軽いものに見られている気がして。
当時すごくしんどくて、辛いものがありました。
まあ正直そう思ってるタレントもいると思います。所詮ファンは笑顔さえ振りまいていたら、金を落としてくれる。その考え方もある意味事実なのでそんなこと言うなよとは言いません。

ですけども、そのお金を払うための努力を知っているタレント。こちら側を理解してくれるタレントは誰よりも輝いて見えるし、こちら側からすればありがたいと思うわけで。
こちら側の主観を持っていてくれてありがとうと思うんですよね。
「たかがファン」と思っていた私が廉くんの言葉で「たかがファン」という存在に自信を持つことが出来たんです。力になれているのかもしれないって。感謝でしかないですよ。

多分というか絶対。廉くんのラジオを聴いていなければ私はずっと11/4に取り残されていたままだったし。半年間辛い時は庭ラジを何度も何度も聞き返して、頑張る糧にしてました。
色んな噂や飛び交う憶測。
そんなものは無視して、廉くんの庭ラジで発してくれた言葉を信じて半年間乗り越えたんです。庭ラジすごくないですか?


そして来るべき3人脱退後の庭ラジ5/25。
5人で最後の活動を終え、見届けたファンのお便りに対して、一つ一つ声を震わせながら読んでいく廉くんに胸がぎゅっとなった。

その俺的には、「何で、5人じゃなくなるんだよ」「どういうことだよ」「おかしいだろ」というか。そういうさ、なんていうんだろう。
まあちょっと、まあ思ってる方もたくさんいらっしゃるだろうけど、そういうメールもあるのかなあというか。
そういうメールも、読む覚悟はしてた部分はあったけど。

どこまでも、自分は受け止めなければならない。そういう批判を受ける覚悟の上でこの庭ラジをやっている。
別に批判受ける必要が無いのにね。
そんなファンというか、ファンと言えるのかも分からないような人たちの批判なんて受ける必要が無いのにね。全部受け止めようとするんですよ。
本当に自担ながら0-100まで受け止めるなんて、とんだアホやなあって思うんですけど。
そこが良いところで大好きなところなんですよ。
全員連れていこうとするんですよ。
まるっとまとめて。
もう放って置いてよ!って人に対しても、その手を伸ばすことを諦めないんですよね。
本当にアホです。

だからと言って強制はしないんですけどね。
行けそう?一緒に頑張れそう?ちょっと先行っとくから、着いて来れそうなら着いてきて!みたいな感じに近いです。
そんな優しさがこの言葉からは感じられるんですよね。

King&Princeは、この5年間、確実に、世界でいちばん、しあわせでした。

11/4以降ずっと疑問に思っていたこと。
イヤイヤやってるんじゃないか。
この活動を楽しめていたの?
そんな答え合わせが、5/24の庭ラジと、前回放送された8/30の庭ラジで出来た気がします。

廉「5人の活動楽しかった?」
岸「楽しかったよ、それはもう一生忘れられない思い出」

楽しいことばかりだけではなかったと思うし、辛いことの方がもしかしたら多かったかもしれない。上手くいかないことの方が多かったかもしれない。
メイキングとかで見せてくれる笑顔が嘘じゃなかった。LIVEで見せてくれる笑顔が嘘じゃなかった。
このKing&Princeというアイドル活動を全うし楽しんだ。
それだけで私は充分。充分幸せです。

この間の岸さん・海ちゃん登場回しかり、様々な大事な場面で庭ラジを通して声を届けてくれる廉くん。庭ラジの存在意義ってすごく大きくて、ありがたいんですよね。
声が真っ直ぐに届きますから。

冒頭に「理想」やらなんたらの話しましたけど。
今のKing&Princeに「理想」は求めてないんですよね。
2人のやること成すことがファンからしても「理想」になっていけば嬉しいなって。
国民的アイドルにもちろんなって欲しい想いはあるけど、何かを犠牲にしてまでなる必要もなくて。
気負わず、ラフな姿で活動を楽しんでくれたら、私はそれだけで充分幸せだと思います。
いつか振り返った時に5周年までも楽しかったけど、5周年より後も楽しかったよねって。
まずは10周年目に振り返られるように、言えるようになるのが私の「夢」です。
大好きな5人がこれからも幸せで入れるように願っているし。

あの時、唯一声を届けられる状況下にあった廉くんが、色んな声から逃げずに、庭ラジを通して声を届けてくれたこと。
そんな廉くんの気持ちを汲み取ってくれる庭ラジスタッフの皆様にいつも感謝です。
これからも変わらず、大好きな庭ラジが大事な居場所であり続けられますように!

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