エイのムチンがやせ菌で評判のアッカーマンシアムシニフィラを激増させる
丸共バイオフーズでは、かねてよりエイのムチンが持つ生理活性について、静岡大学との共同研究を行っています。
ムチンとは、極めて高分子の粘性の高い糖タンパク質で、粘膜表面を覆って保護する役割を担っています。また、様々な生理活性物質との相互作用によって、情報伝達などの機能性も有しています。
ウェブ上では、ムチンはオクラやヤマイモ、納豆などに含まれると書かれている事が多いのですが、これは大きな間違いです。ムチンは動物にしか存在しません。
さて、腸内には膨大な数の細菌が生息しており、腸内フローラ(腸内細菌叢)という言葉もよく聞くようになってきましたね。
人によって腸内フローラが異なり、生活習慣や健康との関連があることがわかってきました。
善玉、悪玉などと分類されている事もありますが、さらにスーパーな機能を持つと考えられているのが、アッカーマンシア・ムシニフィラという細菌です。
この腸内細菌は、いわゆる生活習慣病を改善すると言われており、欧州などでは盛んに研究されています。
静岡大学では様々な動物由来のムチンの生理活性について研究をおこなっており、その一環としてエイのムチンを試したところ、アッカーマンシア・ムシニフィラを極めて効率よく増殖させることがわかりました。
エイのムチンの摂取で、アッカーマンシア・ムシニフィラを特異的に増やすプレバイオティクス機能が解明され、人々の健康維持に役立てられることがわかりました。
丸共バイオフーズでは、エイのムチン配合のサプリメントを販売しています。
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