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7/14 FOMARE ふぉまれぼっち~真夏の白い恋人編~ @札幌KLUB COUNTER ACTION 前編

今日は大雨ですね!JOIN ALIVE参戦の皆さんは楽しんできてくださいね、風邪引かないように。

てなわけで昨日、札幌でFOMAREのワンマンがありまして。僕は先行抽選も一般販売も外れ、当日券がないアナウンスがあったのにも関わらず"ワンチャン"に賭けてカウンターアクションに足を運びました。実際ほぼ諦めて居たんですが、会場にいた友人の友人がチケットが余っていることが発覚。譲り先も決まってなかったとのことでその場で分配して頂きました。ガチ奇跡。人脈に感謝。マジで感謝。おれのたまに発揮するこの諦めないバカの行動力が功を奏した。ガチ行ってよかった。譲ってくれた人、本当にありがとう...。

カウンターはキャパが150程度で、この日はSOLD OUTでアマダさん(Ba./Vo.)曰く180人くらいが入っいたらしい。始まる前から熱気が凄く、色々な意味でめちゃくちゃアツいライブが楽しめると思いワクワクしていた。チケットを譲ってもらったのが開場直前どころか開場時間を過ぎていたので、まあ整番も140くらいだったし最後列で1曲目を迎えた。

SE.の雨の日も風の日もが流れると、最前に人が凄い勢いで流れていき、後ろがスッカスカになった。「いやこれあと100人くらい余裕で入れたやんけ!!」とも思った。それに紛れておれもしれっと前の方に。最後にアマダさんが山岡家の帽子を被り、その帽子を指差しながら山岡家へのリスペクトを込めながら入場。

1曲目はSingleでも出されていたmidoriからの1曲、"優しさでありますように"。カウンター並の箱特有の爆音ではあったが、優しいカマタさん(Gt./Cho.)のギターとアマダさんの歌い出しで始まり、そこから一気にかきぴーさん(Dr./Cho.)のドラムとベースが入ってきてライブがスタート。もうこの時点でめっちゃ楽しい。爆音。音楽を聴くというか"浴びて"いた。サビに入ると会場が揺れる。自分の先輩たちが何度もライブをやっていたこの札幌の小さなライブハウスで、大好きなFOMAREがそのステージで音を奏でているその光景に涙が出そうだった。

1曲目が終わって間髪入れずにドラムの3カウントでもうみんなは何が始まるか分かって飛び跳ねたり拳を突き上げたりする。FOMAREの中では比較的激しめの1曲、"Frozen"だ。音源と比べてスローテンポで始まったイントロは、僕たちの暴れて盛り上がりたい欲求をさらに加速させる。その欲求の加速と同時に歌が始まる。その瞬間後ろから何人もの男女が宙を舞っていく。止むことの無いダイバーの嵐。カウンターアクションの構造上、Zeppやその他フェスのように前でセキュリティがキャッチして下ろして最前の横から後ろに回ることが出来ないので、前に飛んでったダイバー達はセキュリティに押し返されてそのままこっちに帰ってくる。中には客からは前に押されてセキュリティには後ろに押されてでずっと帰って来れない人達が何人かいてそれもまた面白かった(セキュリティの人が後ろに落として!!って指差してた)。Frozenはおれも大好きな1曲で飛びたくて仕方なかったが、もともとライブを観れる予定じゃなくて荷物がポケットに大量に入ってたので断念。ちょっと悔しい。誰かに託して飛べば良かった。でもなんか、その密集して熱気の篭もるライブハウスで、コロナ前のようなライブが出来ていた。あのコロナ禍で、僕らが求め続けていた凍えたまま透明に凍った僕らの日々が、本当に帰ってきた気がした。

3曲目は2020年のEP、目を閉じればから"humanism"。その前に、どうやら最前辺りとそのやや後ろで体調を悪そうにしている人たちがいたらしく、アマダさんが「1歩後ろに!」と言う。「俺達はみんなに楽しい気持ちのまま帰って欲しいから、キツそうな人がいたらすぐ教えてください。曲を止めてでも助けます。」と話す。お客さん一人一人をしっかりと見て演奏しているのがその言葉からも伝わってきて、アマダさんの優しさにも心うたれた。
humanismも比較的明るい曲で、サビではダイバーこそ居ないもののみんなが拳を突き上げて飛び跳ねていた。勿論みんなが楽しめるようにFrozenの時よりは一歩下がって。

そして4曲目。特徴的な歌い出しの"5cm"。
これも僕がめっちゃ好きな曲。旭川のフォーリミツアーでFOMAREが対バンの時も聴けて、また今回も聴けて本当に嬉しかった。もうお客さんずっと飛んでる。だってセトリ良いのが確定してるもん現段階で。「明日からもよろしくね」の歌詞が、これからずっとこういうライブをライブハウスで続けて行くよ。というFOMAREからの宣言のような気がして、これからもそれを楽しみに絶対生きていようと、勝手に思えたりもした。

5曲目はmidoriのアルバムから"80%"。
始まりのかきぴーさんのドラムを音源より長く回し、僕たちの想像力を掻き立てる。というか多分大体みんなもう次の曲がその段階で"80%"なのが分かっていた。でもアマダさんが「80%!」と叫ぶとそれに応えるかのような大きな歓声。小さな箱だからこそお客さんと演者の対話がしやすいし、なにより僕たちの声もあちらに速く、かつ大きく伝わる。FOMAREの3人が伝える80%の愛を、僕たちが120%で追い越していた。

MCを挟み、6曲目7曲目は会場限定Singleの"heroine"と"飴と鞭"を連続で披露。
この2曲が、如何にFOMAREが大事にしていこうと思っている曲なのかが演奏している3人を見てると伝わってきた(かきぴーさんマジ全然見えんかった)。そいえばCD買うの忘れた。もし今日JOINで買える人いたら買ってきてください。お金払います。

8曲目は、サブスクにはない"悲しいハッピーエンド"。
2018年のシングル、スノウドロップの3曲目に収録されている楽曲だ。ただ、サブスクに無いなんて関係ない。このワンマンに来ている人は殆どがきっと根っからのFOMAREファンだ。と思う。てか確かこの曲ってセトリに入るの結構レアだったのでは?と思っています。初めて生で聴けました。冬は雪が降る街、札幌だからこそ"スノウドロップ"からやってくれたのかなとか勝手に推測したりしてる。こういうのもライブの楽しみですよね〜。ありがとうFOMARE。ありがとうチケットくれた人(しつこい)。

9曲目はアマダさんのベースと歌で始まる"stay with me"。「冬の夜〜」まで歌い出した段階で何故かアマダさんが演奏をストップ。「あれ、多分歌のキー間違えた笑」と、会場も和む。これもまた生のライブでしか味わえない良さだ。僕が軽音楽部時代に何回もコピーをしたほど大好きな曲の1つでもあり、きっとやってくれるだろうとは思っていたけどいざ本当に生で聴けると本当に嬉しい。この曲が聴きたいと、絵に描いて想像した未来も悪くない。

そしてMC。昔駅で人を待っている時に、高校生くらいのギターを背負った男の子と、女の子がいて、女の子が泣いていたのをアマダさんは見ていた。その男の子はどうやら、「君も大事だけど今は文化祭やバンドに専念したい」と別れを告げられているようなそんなシーンだったそう。それを見て書いた曲。久しぶりにやります。と、始まったのは"23:12"。これも確かサブスクにないけど(ないよね?)、みんなが知ってて大好きな曲だと思う。無論、僕も好きだ。前半とは打って変わって静かめなバラード。こういった一方に傾いた曲ばかりではないのがFOMAREの魅力でもあると思う。でも仮に例えばFrozenやって23:12やってContinueとかやられたら情緒狂うけど。1つのライブで、楽しさから切なさから優しさまでを味わえるのがFOMAREの最大の魅力だと思います。

ここまでが前半戦かな。
残りはまた今度書きま〜す!見てね🎶

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