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PSYCHIC FES 11/18 @新宿歌舞伎町4ステージ

札幌からはるばるやって来た甲斐があった。PK shampooに大きな拍手と賛辞を送りたい程に大満足なサーキットフェスだった。代償として足がお亡くなりになられたのと上半身が鬼の筋肉痛です。明日友達の美容室に髪切りに渋谷に行くのに行ける自信が無い。行けなかったらめっちゃごめん。

トー横のど真ん中にある4ステージでのサーキットフェス。札幌では4月に行われるIMPACTが有名ですが、正直今回のPSYCHIC FESほどおれの大好きなバンドばかりが詰め込まれたフェスは他になかった。と思う。11:30頃に会場に到着し、リストバンド交換の長蛇の列に嫌気が差しながらも、なんとか新宿BLAZEのトッパー、時速36kmには間に合うことが出来た。





1.時速36km @新宿BLAZE

開演前BGMが今回体調不良で突如キャンセルとなったCRYAMYであったり、同時刻にmarzで出番のある東京初期衝動、Zepp ShinjukuのWiennersが選ばれてる時点で、既に興奮は抑えられなくなっていました。興奮を抑えるべくドリンク交換で得たビールを片手に飲みながら、時速36kmの出番を今か今かと待っているうちに程よく酔っ払ってしまって却ってトイレに行きたくなるという失態を犯してしまったのも束の間、会場が暗くなりメンバーが登場してきた。ヤバい。始まる。死ぬ。

おれにとってのPSYCHIC FESの第一音に選ばれたのは、「七月七日通り」。ちょっとしたセッションから一気に始まったこの曲で、おれは一瞬で記憶を飛ばしました。正直時速の記憶があまりないです。あまりないんですけど今回時速は撮影可だったので何本か動画が残っていたのですが大半はブレブレで動画の意味を成してなかった。そら撮ってる余裕もないよ。この目に焼き付けたいもん。

で、その七月七日通りの間奏中に、聞き覚えのある歌詞とメロディーが聴こえてきた。でも七月七日通りにはそんな歌詞はない。なんだ?と思ったのだが、それが


「軌道傾斜角に五度で当てるコーラス ただ君の為に」
「銀河巡礼概論a 飛ぶコツは振り向かないことさ」



あっ。やばい。



慎之介くん。粋すぎるよ。泣くってこんなん。涙がブワァっと出てきて一瞬前が見えなくなった。
そう。今回の主催であるPK shampooの「3D/Biela」の一節を間奏で歌い上げたのだ。これを聴けたことで、今回のフェスの人間関係だとか、友情だとか、リスペクトだとか、そういったものを手に取るように感じられて、このフェスが誰にとっての物なのか、誰が創り上げたものなのかを示すかのようだった。もうボルテージはマックス。1曲目に好きな曲を演られて、その上おれがPKの中でもトップクラスに好きな曲を間奏に捩じ込まれて...。この時点でもう「あっ、来てよかったな」のテンションになりました。もう満足ですお腹いっぱいですここから8時間も音楽を浴び続けられる自信が無いです。ありがとう時速36km。

MC中にGt./Vo.の仲川慎之介が今回の主催、PK shampooのボーカル、ヤマトパンクス略してヤマパンについて語っていたのだが、その内容が「あの人からの電話に出ていい事がないから毎回無視している」だったから思わず笑ってしまった。でもその裏には、慎之介くんなりの愛情だとか尊敬が垣間見えるようなものだった。ヤマパン、みんなに愛されてるね。

時速36km、一瞬だったけど最高のライブだった。この続き、またいつかこの街で始めよう。何度でも。

時速36km セットリスト
リハ1.ギター(yubiori)
リハ2.動物的な暮らし
1.七月七日通り
2.動物的な暮らし
3.ムーンサルト
4.stars
5.ハロー
6.優しい歌

時速36km / 新宿BLAZE


そして時速36kmの後、元フィッシュライフのハヤシングが組んだ多次元制御機構よだかを見に行く予定だったのだが、軽く300人待ちの入場規制が行われていた為断念。後から調べたら「夜間飛行」を2回演奏していたり、最高なライブだったそうなのでホンマに悔しい。いつか見に行くからね〜〜〜( ;  ; )

泣く泣くよだかを諦めたおれは、元々見に行く予定がなかったZeppステージの忘れらんねえよへ足を運ばせた。



2.忘れらんねえよ @Zepp Shinjuku

正直忘れらんねえよは、1,2曲程度しか知らなかった。ちゃんと聴いてたのは「俺よ届け」くらいなんだけど。でも初めて生で観て、痺れるものがあった。初めて聴いた曲も、初めてじゃないかのように錯覚する。それだけの馴染みやすさと、その馴染みやすさを超越してくるくらいの熱さ。一瞬で惹き込まれた。

勿論、おれの大好きな「俺よ届け」も演奏してくれたのだけれど、サビの歌詞を少し変えたり、その変えた歌詞がこのPSYCHIC FESに向けたメッセージであるように感じて、時速に引き続き、演者のみんな一人一人がこのPSYCHIC FESに、このステージに賭けてる想いが伝わってきた。

ありがとう忘れらんねえよ。バンド名通り忘れらんねえ思い出になりました。最高。

忘れらんねえよ セットリスト
リハ1.バンドやろうぜ
リハ2.この高鳴りをなんと呼ぶ
リハ3.忘れらんねえよ
1.ばかばっか
2.Cから始まるABC
3.アイラブ言う
4.俺よ届け
5.悲しみよ歌になれ
6.世界であんたは一番綺麗だ
7.この街には君がいない

忘れらんねえよ / Zepp Shinjuku


忘れらんねえよが終わって、他に移動するかも迷ったのだが、Twitterを見るに他の3ステージがほぼ全て入場規制を張られていた為に、そのままZeppに残って次のバンド、a flood of circleの出番を待った。



3.a flood of circle @Zepp Shinjuku

恥ずかしながら、a flood of circleは今までほぼ聴いたことがなかった。元々この時間帯は新宿BLAZEでのDENIMSに足を運ぼうかと思っていた為、予習もほぼ出来ていなかった。

でも、そんなの関係なかった。

1音目を聴いた瞬間、Gt./Vo.の佐々木亮介のあの格好良すぎる声を聴いた瞬間、マジで頭に閃光が走ったかと思った。これ盛ってないです。ガチです。次の瞬間には何故か涙が出ていた。なんでかは分からん。なんでか分からないけど、良かった。語彙力が無さすぎるんですけど、とにかく良かった。格好良すぎる。ベースの方の妖艶さとテクニカルな指捌き、ドラムの粒の細さと音の大きさ、そしてボーカルのがなり声とでも言うのだろうか、芯のある歌声とその歌の上手さ。何故だか分からないが、「これがロックンロールだ」と確信した。

そんな中演奏された2曲目の「ロックンロールバンド」。そのギターソロ中にトラブルでギターの音が出なくなってしまい、Gt./Vo.佐々木が「やれやれ...」のようなジェスチャーをしたのも束の間、ギターを置き客席に飛び込んできた。カッコよすぎるよ。観客に足を支えられながら必死にマイクを掴んで歌って客席全体を見渡す姿は、余りにもロックンロールバンドそのものを表しているかの如くだった。マジで格好良かった。

また、本来いるはずだったリードギターが療養中でキャンセルとなり、急遽3ピース形式で演じていたのだが、曲の途中にマイクスタンドをセンターにズラして歌う姿は、「俺たちは4人でa flood of circleなんだ」という想いが伝わってきてグッときた。

そして「ヤマトが好きな曲だから」と言って始められた「春の嵐」は、ファンによるとどうやら今年1度も演奏されてこなかった曲らしい。それを聞いて尚更、a flood of circleのヤマトパンクスへの愛、そしてPK shampooへの愛を感じた。全部がカッコよすぎるぜ、a flood of circle。ありがとう。

個人的今回のベストアクトです。

a flood of circle セットリスト
リハ1.GO
リハ2.New Tribe(弾き語り
1.I'M FREE
2.ロックンロールバンド
3.Honey Moon Song
4.春の嵐
5.月夜の道を俺が行く
6.シーガル

a flood of circle / Zepp Shinjuku


で、マジで休む暇がない。そのままZeppステージのMakiを見る為に待機していたのだが...。ちなみに同一ステージの転換は30分ある。休めると思うでしょ。休めないんです。15分ほどでMakiのメンバーが現れ音出しをしてすぐリハーサルをするもんだからほんまに休めない。おれの大好きなMaki。コピバンを何度もしたMaki。近距離で目に焼き付ける為に最前ブロックへ。



4.Maki @Zepp Shinjuku

リハーサルからぶっ飛んでた。いきなりBa./Vo.の響が曲名を口にする。始まったのは「憧憬へ」。最前ブロックの後方にいて、結構パンパンだな〜とか思ってたのに曲始まった瞬間凄い勢いで前が詰まって半分以上スッカスカになってた。全然パンパンちゃうやんけ。リハからダイバーが出そうな勢いの盛り上がり。テンション爆アゲよ。はよ本編を...とか思ってたんですけど、立て続けに「斜陽」「春と修羅」をやられたもんだから気付いたらおれもそのぐっちゃぐちゃの最前ブロックに居ました。記憶がありません。個人的にこの「春と修羅」には深い思い入れがあって。というのも、おれが軽音サークルでベースボーカルデビューしたのがこのMakiであり、この「春と修羅」なのだ。まさか演ってくれるとは思ってなかったから(何故なら今は秋だから)、リハながらもバッチバチに拳突き上げてました。記憶はあまりありません。

そして、一度掃けることも無く本編がスタート。こちとらもう汗ばんでる始末。休憩無しにスタート。死ぬ。でも楽しい。最高。1曲目は「シモツキ」。これも大好きな曲。早速至る所でモッシュやダイバーが続出する。気付いたらおれも飛んでました。体が勝手に動いて気付いたら人の上に乗って転がってました。ヤバい。楽しすぎる!!!!Maki大好きだからさ、もっと細かく書きたかったんだけど、楽しすぎて記憶がほぼない。すまん。あとおれの脳内のキャパが悪い。

そしてリハでも演奏された「斜陽」が再び演奏されて終わると、Ba./Vo.の響が「まだ起きてないっしょ?!遊べる?!お前らの最高なところまだ見たいからもう1回やる!!」といってまさかの2連続斜陽」。リハも合わせたら計3回もやってる。ハルカミライのファイト!!のレベルでやってる。更にダイバーが続出してもはや立ってる人より飛んでる人の方が多いんじゃないかって思った。あれ下にいた人死ぬやろ。

そして何曲か経過し、再びMCで「照明さんには悪いけどお前らの声聴きたいから曲変えます!!」と言って演奏されたのはまさかの「」。


ハイ?????マジですか????



おれの大好きな曲を更にやってくれるんですか???てなわけでこの時点で既に吹っ飛んでいた頭のネジが更に飛んで多分頭蓋骨ごと飛びました。虎の記憶マジでないです。みんなで叫ぶ所を叫んだ所の記憶と、人の上を転がっていた所の記憶しかない。てかMakiほぼない。体感5分。体感5分なのに有り得ないくらいの曲数やってるし。リハから本番みたいなもんだったし。

そしてBa./Vo.の響が、「ヤマトさん夜中に電話かけてきて俺名古屋にいるのに今から新宿に飲みに来いとか言われる」「PKのCDを貰って「帰ったら聞きますね」って言ったら「こんなもん聴くな!」と目の前でCDを叩き割られた」だのヤマパンのエピソードに笑ったのも束の間、怒涛のラスト3曲、「平凡の愛し方」「ストレンジ」「こころ」で本格的に意識を失いました。マジでやってた?これ。記憶ないんだけど。

気付いたらMakiだけめちゃくちゃ書いちゃった。でも本当に楽しかった。次は記憶に残したい。

Maki セットリスト
リハ1.憧憬へ
リハ2.斜陽
リハ3.春と修羅
1.シモツキ
2.風
3.斜陽
4.斜陽
5.ユース
6.虎
7.秋、香る
8.平凡の愛し方
9.ストレンジ
10.こころ

Maki / Zepp Shinjuku

Makiが終わり、Zeppを出てMarbleでのTENDOUJIを観たかったのだが、案の定入場規制。どちらにせよ、TENDOUJIの後のSuUを心待ちにしていたというか1番のお目当てとして来てたので仕方なく待った。40分くらい寒空と強風に耐えてようやく入場。なんだかんだ前から4列目までは来れた。



5.SuU @新宿marble

リハーサルで「透明船」を2回やってくれて、その時点でもう泣きそうだった。SuUはこの狭いステージが良い意味で似合う。滅多に札幌に来ない(というか1回でも来た事あるのか?)ので、なかなか見る機会が無い。そんなSuUを間近で観れていることにめっっちゃ興奮しました。最高です。今日死んでもいい。

おれが大好きな曲、「あなたの中で死んだようです」も聴けた。めっちゃ泣いた。大量の汗をかきながら力強い声で歌い上げる姿と、楽曲の淑やかさ、美しさ、切なさが良い具合に共鳴していて、そのコントラストにより一層惹き込まれる。観に来てよかった。

MCでは、「ヤマトくんに会うと毎回曲をイジられる。「お前の曲死んでばっかやんけ!」とか言われた(笑)でもその通りかも(笑)」と言っていて普通に笑った。確かにめっちゃ死んでるかも。SuU。

「で、「あのパンの曲ええよなあ、それトーストか。」とか「肉を燻製して〜...、それはローストか」ってイジられる曲、やります(笑)」と言って演奏された、「コースト」。おれがSuUで1番大好きな曲。こんな狭い箱で、こんな近くで、生の「コースト」を聴けたことは、一生忘れないと思う。生で見たくて動画を撮るの途中まで止めてたんだけど、やっぱり一生の思い出にしたいと思ってラスサビだけ撮った。でも帰りのJRで見返して、もっと撮っておけば良かったと思った。なぜなら記憶がないからです(←大バカ)。誰か「コースト」フルで持ってたら頂戴〜( ;  ; )

そしてお恥ずかしながら、楽しみすぎたせいで案の定記憶が無いのと、セットリストもあまり覚えていません。ネットで検索しても出てこなかったので真実は闇の中...へ...。


本当は、SuUを観た後挫・人間に行こうかと思ってたんですけど、SuUを見終わった後後ろから押されて気付いたらめちゃくちゃ最前に居たので、そのままザ・シスターズハイを観ることに。



6.ザ・シスターズハイ @新宿marble

転換中明らかに泥酔したGt./Vo.渡邉九歳(ex.これだから女子供は)がステージに入ってきて、「サイキックフェス〜!!いやサケイッキフェス!!!」とか叫んでてもう面白かった。ひと目でわかる。明らかに泥の酔をしている。呂律は回ってないし目の焦点も合ってない。足元はおぼつかないしで「これ本当に演奏出来るんか?」と心配になるほどだった。


しかしそんな心配も要らなかった。


リハでハイハットの4カウントが入る。そのテンポと、ギターのノイズでもう何をやるか分かってしまった。そしてGt./Vo.渡邉九歳の雄叫びが入る。そう。シスハイのリハで選ばれたのは、PK shampooの「夜間通用口」。

その瞬間会場は悲鳴のような歓声に包まれ、一気に後ろから人が押し寄せてくる。おれは最前だったので勿論柵と人の板挟みに合い本当に死ぬかと思いました。肋骨折れてもおかしくないなと思った。危なかった。でもそんな痛みなんてどうでもいい、シスターズハイ夜間通用口を最前で聴けている幸福な事実が痛みに余裕で勝っている。そしてギターソロ終わりまで続行されて終了。Gt./Vo.の渡邉九歳がどっか居なくなる。Ba.のカイとGt.のまさやんぐが「え、リハ終わり?まだ時間あるよね?」と困惑しているのが聞こえる。なかなか渡邉九歳が出てこないので痺れを切らしたGt.のまさやんぐが楽屋に確認しに行って戻ってくる。

終わりらしいっすわ(笑)

まさかの「夜間通用口」のみでリハ終了。そんなのアリかい!!まあ面白いから良いけど。

そして本編。みんなの手拍子タイムが気持ちいい「pink pink vibration」でスタート。最高だ。なんだかんだおれはシスハイ結構大好きで全曲知っているのでめちゃくちゃ楽しい。シスハイ札幌でも見たから本当は挫・人間行きたかったんだけど...。でも知ってる曲を演られるとやっぱり楽しい。ここで良かった。そう思えた。つか最前やし。最前なだけでデカい。

で、1曲目でいきなりGt.まさやんぐの音が機材トラブルで出なくなり、別のギターに持ち替えたもののそのギターにはストラップが付いておらず、泥酔した渡邉九歳に気付かれる筈もなく3曲目の「真里」の途中まで足をサイドスピーカーに乗せてギターを腕力で抱え込んで気合いで弾いてました。ロックでした。カッコよかった。でもスタッフ3曲目の途中まで気付かんのかい。

でその「真里」。最高にストーカーな曲なんですけど、そのサビをみんなで大声で「真里真里真里真里真里真里真里真里真里真里!!!!!!!」と叫ぶ狂った空間は、新興宗教みが強くてなんか興奮しました。多分ドーパミン出てた。ドーパミンが何なのかしらんが。やっぱいい曲や。やっぱりキモい曲大好きなんだよね。人間みんな。

その後は11/15にリリースされたばかりの「eんパす・iん・tHe・ルーむ」、「絶望MAQUIA」が演奏された。リリースから3日しか経っていないというのに、会場の一体感は凄まじいものだった。個人的にこの「絶望MAQUIA」、シスハイの中でもトップクラスに好きです。新曲贔屓とかじゃなくめちゃくちゃ頭に残るし楽しい曲だしめちゃくちゃ好き。是非聴いてね。あと歌詞におれの生まれ年「1999」が入ってるのもなんか嬉しい。

MCでは、Gt./Vo.渡邉九歳が「おれらは新潟出身のバンドで、初めて東京に来てライブをしたのがここの新宿marbleだった。だからヤマトさんにお願いして今回はここで出させて貰ってる。」と呟く。さっきまで泥酔して狂ったように叫び演奏中にぶっ倒れGt.まさやんぐのエフェクターボードをぐちゃぐちゃにしてた人とは思えないくらい真面目な話をしていた。やはり全員、ヤマトパンクスに、PK shampooに大きな感謝が根っこにはある。演者全員狂ってそうに見えて、きっとそこには彼らにしか分からない礼儀や礼節がある。それが少し分かったような気がして勝手に嬉しくなった。

ザ・シスターズハイ。ありがとう。また札幌来てくれ。今回のリリースツアーに札幌無かったの許してないからな。

ザ・シスターズハイ セットリスト
リハ.夜間通用口(PK shampoo)
1.pink pink vibration
2.天使のごめんね
3.真里
4.eんパす・iん・tHe・ルーむ
5.絶望MAQUIA
6.メシアになった
7.タンジェリン

ザ・シスターズハイ / 新宿marble


そしていよいよ最後。PK shampooの出番が近づく。



7.PK shampoo @Zepp Shinjuku

相変わらず、リハから緩〜い雰囲気で雑談から始まったヤマトパンクス。いつもとは違って、自分が主役のこのフェスを噛み締めて照れ臭そうにしているように見えた。と思ったら

お前ら大麻グミ持ってんやろ!!くれや!!

とか訳分からないこと言い出す。面白い。PKのライブの魅力って関西人ならではの雑談とかMCが面白いのもありますよね。たまに内輪ネタ過ぎて分からない時もありますけど。全部含めて好きです。

この頃から疲れが出始めていたので記憶が曖昧(ずっと言ってんな)なので大トリなのにも関わらずレポが短いです。ご容赦。

本編1曲目は「3D/Biela」からスタート。大トリというだけあって、最前ブロック後方にいたのだが人が多すぎる。Makiの時は詰めたら余裕あったのに詰めてもパンパンで身動きが取れない。持っていたドリンクも底を尽いてしまい、水分不足にも襲われ始めて具合が悪くなってきていた。しかし大好きな曲。目を離すわけには行かない。ふと思ったけど、トッパーの時速36kmが1曲目の中でこの「3D/Biela」をカバーして、大トリのPK shampooの1曲目が「3D/Biela」なの、なんか良くない?いやごめん。語彙力が。もうかれこれ2時間8000字を超えて書き続けているから疲れが出てきた。個人的には1曲目「夜間通用口」かな〜と踏んでいたので不意を突かれた感じだ。

ハッキリとした正確な文言は記憶にないが、どうやらヤマパンはEnthやMaki、スサシのダイバーやモッシュが続出する暴れ狂ったフロアを羨ましく思ったらしく、「俺らでもやれや!!」と煽る。そして始まった「天王寺減衰曲線」でそのヤマパンの気持ちに応えるかの如くダイバーが続出。ますますフロアの熱量は上がると同時におれの体調は悪くなる。助けてくれ。水が飲みたい。

そして立て続けに「夜間通用口」。一瞬具合悪さが和らいで楽しめだした。おれの気持ちもぶち上がってきたのと、脱出はこのタイミングしかないと思いサビで思いっきりダイブしました。無事脱出。セーフ。流石に体力が持たなかった。あとは大人見タイム。

間のMCで、客から「次のサイキックいつやんねん!!」と煽られると「あー、この話しとこかー、来年8月にやる!!」と答える。大歓声。あちこちからヤジが飛ぶ中、1人の観客が「ハヌマーン呼べ!!!」と叫んで笑いが起こっていた。そしたらヤマパンが「ハヌマーン、復活、おねしゃす!」と手を合わせて応えていた。自分の好きなバンドのボーカルが、自分の大好きなバンドについて話してくれるだけでなんか嬉しかった。

そこからは本当に記憶がありません。ごめん。疲れすぎて立ってるので精一杯だった。でも、なんとか最後まで走り抜けることが出来た。よく考えたら飯食ってなかった。でもご飯を食べることも忘れるくらい最高なフェスだったことに違いは無い。おれの大好きなバンドを集めてくれたPK shampoo、そしてPSYCHIC FESに心からの感謝を伝えたい。人生において最高の思い出になったよ。ありがとう。

でも...


8月開催はライジングと時期が被ってお金が無いから行けねえ!!!!!


では。雑な終わり方してしまった。
PKのセトリを書いて締めます。ここまで読んでくれた人、ありがとう。

PK shampoo セトリ
1.3D/Biela
2.天王寺減衰曲線
3.夜間通用口
4.新世界望遠圧縮
5.S区宗教音楽公論
6.落空
7.二条駅
8.学生街全能幻想
9.奇跡
Encore
1.新曲
2.空のオルゴール

PK shampoo / Zepp Shinjuku

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