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なぜストーリーに惹かれたのだろうか

2023年4月に、思い立って「マイストーリーインカード™」という個人事業をはじめました。「ストーリー」を冠しているけれど、小説家にも脚本家にもなろう、なれると思ったことはありません。では、いったいなぜ「ストーリー」に惹かれたのだろうか? 自分自身の出発点となっているテーマを考えてみると3つありそうです。

第1に、スマートフォンで縦書き・頁めくりの日本語を読みたいのは文字のストーリー、という媒体特性とコンテンツ種類のマッチングへの関心。ポッドキャストとウェブとの中間にあるように思います。

第2は、11年半のアマゾンジャパン勤務の中で、多くの人のストーリーを聞き、書いてきた経験。バーレイザーと採用面接トレーナーを務めたことから、数百人の皆さんの実体験ストーリーをうかがってきた。マネージャーとして、部下の昇進を実現するためには、その人の専門性とリーダーシップをストーリーとして文書に再現しなければならない。そして、ジョブ型雇用形態のなかでは、異動は常に応募・面接・選考なので、自分自身を客観視して、ポジションにあったストーリーを整理しておかなければならない。

第3は、パートナー企業とのオープンイノベーション、共創事業開発の推進。協業する企業の担当者やスタートアップの起業家は、どんなストーリーをお持ちなのだろうか。一緒に創りだしていく未来へは、どんなストーリーを描いていこうか。

しかし、半年が過ぎて、あらためて基本的な問いが浮かび上がってきました。

そもそも「ストーリー」とはなんだろうか?

国内外の専門家や諸先輩の本を読みながら、理解を深めていこうと思います。

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