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受け継がれてゆく思い

11/19は先代の愛犬の命日です。


最初は薬を飲んでいたら大丈夫なんだと思っていたけど、何度かの呼吸困難と、薬の量が増えていくうちに、
もう良くなることなどない、苦しむ未来しかないのだと、悟りました。

咳をするようになって、肺水腫と言われてから、約半年後の11/18。

最後の夜が始まりました。
詳しくは書けませんが、過酷な状況でした。

とにかく、犬は最期まで生きる事を諦めずに、立派に戦い抜きました。
誇りに思います。

本当にお利口さんな犬で、病気が分かってからお別れまで、家族がそれを受け入れる十分な時間も用意してくれていました。
「これで良かったのだ。もう苦しむことはない。」
もちろん悲しいけれど、そう思いました。
それに、相思相愛で思い合っていたので悔いもないです。

ただ、
会いたいなぁ。
触りたいなぁ。
ああ、恋しい。
よく聞くような不思議な気配も何もないし。
きっと、すっきり身軽になって新しい世界に馴染んでるんだろうなあ。
あの犬、案外ちゃっかりしてたもんなあ。


うん。
ほら、なんかさ、居そうでしょ?
居るんだろうなあと思うんです、
ちゃっかり。

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