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平成ピンク〜90-00年代の『女の子らしさ』はピンクだった〜

 こんにちは。菜のはな書房です。
 今日のテーマは、「平成ピンク」。
 平成8年(96年)生まれである私の小中学生時代、日本全土で「女の子らしさ」=ピンク、というトレンドの嵐が吹き荒れていました。
 平成のポップカルチャーを彩った「ピンク」が歌われている楽曲を振り返っていきたいと思います。

 紹介するのはこちらの楽曲です。

「ピアニィ・ピンク」ALIPROJECT

 少女漫画「CLAMP学園探偵団」を原作とするTVアニメのOPテーマ。
 ALIPROJECTは数々のアニメタイアップで有名ですが、少女漫画原作にふさわしい「THE女の子らしさ」全開の楽曲です。
 歌詞を見ると、「ピンク」以外にも「ピアニィ・レッド」など、色にまつわる表現が見られます。
 「わたしのために/笑顔がいちばん素敵なわたしになる」という歌詞は、恋を原動力とする女の子たちへのエンパワメントですね。

「♡桃色片想い♡」松浦亜弥

 平成を代表する伝説のアイドル、あややの歌から。アイドルの王道を行く「恋する女の子」ムーブの楽曲です。
 ポイントは「桃色」という言葉が「女の子の主体的な恋する気持ち」として使われているところでしょうか。イメージを塗り替える新しいワードセレクトだったことは間違いないと思います。

「メルト」ryo

 ボカロブームの最先端を走り抜けたryoの作品から。「ピンクのスカート
/お花の髪飾り/さして出かけるの/今日のわたしはかわいいのよ!」、初デートに向かう女の子の前向きな気持ちがニコニコ動画に集まる全オーディエンスの心に突き刺さった名曲です。


 平成に思いを馳せながら「ピンク」の楽曲、ぜひ聴いてみてください。

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