TOEICが11日で210点上がった話

はじめに

この題名だけでだとすごい点数の伸びに聞こえるけど、大学受験の時から英語で苦戦していた人間の体験談で、何かしらでTOEICが必要な人でもなんとかなるよって話です。
(参考程度に英語のセンターの点数は筆記、リスニングともに8割ぐらいで、たまたま相性良くて奇跡的にこの点数)

もともと英語があんまり苦手ではない、もしくは得意という人には全く参考にならないということを前提に読んでいただけたらなと。
あとコツコツ勉強できる人にも参考にはならない!!!!

最初に結果から言うと465点→675点でした。
700点→910点あたりを期待していた方には本当に本当に申し訳ないです。
そっと閉じて違うサイトをご覧ください!

TOEICの点数に危機感を覚えるまで

そもそもなぜTOEICが必要だったのかという話になるけれど…
大学院入試の科目の一つである英語が以前は専門英語だったが、今はTOEICの点数=テストの点数ということで、TOEICを入試当日までに受験する必要があった。

話は逸れるが、課題の提出はほぼ全て期限ぎりぎりになるまでやる気が湧かなくて、期限直前になると発狂しながらパソコンにかじりついていた。
ぎりぎりを攻める時にアドレナリンが出る感覚がクセになって、いつも課題の内容を見て期限から逆算して課題に取り組んでいたくらい。
なんやかんやで毎回間に合うから、いっそのこと特技と言ってもいいかもしれない()

そんな感じでTOEICの勉強も必要になった時にするっしょ!!精神でのんびり構えていた。
それまでに3回受験したが大した対策もせずに会場に行き、全て途中で寝てた。
6月中旬に大学院の出願をすることになって、ふと気づいた。

あれ、今月末のTOEICがラストチャンスでは??????
(大学によって提出できる有効なスコアシートは異なるので必ず要項を調べることを強くおススメします)

この時点の最高点が465点。

噂では入試は800点を満点として、150点に圧縮しているとのこと。
800点以上→150点
400点→75点
といった感じで、465点は87点ぐらいになるということに今更ながら気づいたのだった。

目安として600点以上あれば安心と聞いていたので、平均は105~120点ぐらいの計算になる。
合格するにはこのままだと30点ほど専門科目で稼がないといけないという事態に陥ったのだった。

やばい、専門科目を勉強する以前に英語で落ちてお先真っ暗だぞと…吐き気が止まらなくなった。
なんで勉強してないんだ自分!!と定期テストの度に後悔していたのを思い出しながら、それどころじゃないと。

11日前からやっと勉強をすることに

そこで研究室の先輩にabceedを勧められたのを思い出した。
AI教材アプリでレベル向上に最適な問題を出してくれるというもの。
アプリの評価は4.7とめちゃくちゃ高い。

1ヵ月2700円もするけれど、これで救われるなら全然高くないと即課金。
最初に大問それぞれの内容が少しずつ詰め込まれたレベル診断テストがあるので、とりあえず15分テストを受けてみた。(他にも30分テストなどもあったが、英語アレルギーで避けた)

テストを受け終わって出てきた結果、予測スコアは320点
恥ずかしながら、一度320点も叩き出したこともあり、15分と短いにも関わらずかなり正確な結果となった。

大学生になってから塾関係のバイトをしており、英語がどうしても苦手だという生徒には経験上とりあえず何も考えずに単語と文法を覚えようとアドバイスしていたのがそのままブーメランで刺さった。

1日目は狂ったように金のフレーズ(単語帳)と大問5の文法をアプリ学習した。
1日目だけで予測スコアは100点近く上がり、勧めてくれた先輩を信じられなくなった(笑)

2日目以降も単語と文法をメインに勉強し、先輩曰く短期間ならリスニング優先とのことだったので、大問1~3をひたすら勉強。
単語が定着し始めたころに文章問題である大問6・7の対策も始めた。

金のフレーズを1周し、ゲーム感覚で点数が上がることが楽しくなってきた5日目に一時は予測スコアが450点上がって770点になり、先輩とげらげら笑うことに。

しかし、点数の伸びはそこで止まり、スコアは安定せずに600点台と700点台を行き来するようになった。

400点台から600点台になるだけでも万々歳かなと、もうひたすらにテスト当日までスマホをいじる時はabceedってぐらい嫌いな英語を叩き込んだ。

abceedには大問ごとに勉強できるモードとレベル診断テストのようにプチテストを受けられるモードがあるので、当たり前だがどちらもバランスよく勉強するのが良さげ。

アプリでの学習以外の対策で唯一したのは、大問5~7の時間配分を調べたこと。
リーディングは75分間なので、大問5・6はそれぞれ10分、大問7を残りの55分で解くといいらしい。
大問6も文章じゃんと最初は思っていたけど、意外と空欄前後を見たら分かる問題も多いので、実質文法問題に近いかもしれないというのが勉強してからの感想。

あと、英語の得意な同期が言うには全部を読んでいると時間が足りないから全部読まないのがコツらしく、時間がかかりそうな問題はさっさと2択まで絞って直感で選ぶのがいいらしい。

リスニングはスピードを変えることができるので、当日ゆっくりに聞こえるように1.2倍速で聞くようにもした。

テスト当日には予測スコアは715点(内訳はリスニング:375、リーディング340)に落ち着き、600点超えればそれだけで十分と思いながら会場に向かった。

実際テストが始まると〇研ゼミのようにabceedで学んだ問題!!に近い感覚で解けたし、しっかり英語も聞き取れたので評価が高いだけのことはあるなと。
あと、全然寝なかったし、むしろ寝る暇なんてなかった(笑)

2週間後にテスト結果を見てみると675点(内訳はリスニング:365、リーディング:310)に上がっていて、TOEICがやばくて院試に落ちるかもしれないと色んな人に言っては不安になる必要がなくなった。

最後に

もちろん英語はこんな詰め込み作業で勉強する科目ではないので、全受験生にはお勧めしないけど、苦手だからで全く勉強しなくて諦めるくらいなら狂ったように詰め込めばなんとかなるよって話でした。

英語が苦手な人はそもそも単語と文法を覚えていなくて読めていないことが多いと思うので、とりあえず好きな単語帳を見つけてそれを何周も叩き込むのを頑張ってみてください。
そしたら何について書いてある文章なのかは分かるようになるはずなので。

ちなみに11日間で1408分アプリ学習していたみたいなので、これくらいすれば多分なんとかなるはず。
(平均して1日2時間くらいなので大した時間ではない)
730点越えに向けて勉強するか迷っているところですが、また何かに追われないと本気出せない気がするな…

あとabceedは凄かった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?