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4歳のゴミパトロール


夕方、息子と散歩がてらのゴミパトロールが日課になっている。

きっかけは、毎日行くスーパーにて。
駐車場にゴミが落ちているのを見つけた息子が、「ゴミが落ちてるよ」と、教えてくれた。

今までは「ほんとだ、いけんねぇ(素手で触るの汚いしなぁ・・・)」と、なんとなくスルーしてしまっていたのだが、なんだかその日はスルーしたくなくて、「拾っとこっか」と、車に乗せて持ち帰り、家で捨てた。

私が「拾っとこっか」と言った時の息子が、なんだか気分良さそうに見えたので、「これからいつでもゴミ拾えるように袋を車に積んでおこうか」と言うと、やる気に満ちた「うん!!!」が返ってきたので、拾うための火ばさみも100均で買って、外出先でゴミがあれば拾うようになった。

そんなことをしているうちに、いつもの夕方の散歩も、「ゴミパトロールしたい!」となり、補助輪をつけた自転車に乗る4歳の子どもと、火ばさみとゴミ袋を持った仕事終わり事務服姿の母親が、通勤者の多い夕方の道に現れることとなった。
ちょっとだけ道行く人の視線が気になってしまうのが、大人になってしまった私の恥ずかしさ。

因みにコースは家の周りの住宅街なので、そんなにゴミはないのですが、今でもダントツ多いのはタバコです。

ゴミは自分で拾いたいらしく、見つけたらわざわざ自転車から降りて拾ったり、ゴミ拾いとは別に虫なんかにもいつも通り反応するので、忙しい夕方のビッグイベントとなってしまった。

でも、いつまで続くか分からないし、保育園から帰ってからの時間は、なるべく本人の好きにさせてあげたい。


最近ゴミパトロールの理由を尋ねてみたら「だって汚れてたら悲しいが。地球さんのためだもん」だそうです(^^)

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