レンタカーで3代目ヴォクシーに乗ってみた(過去の記録)

日本の国民車ノア/ヴォクシーシリーズに乗る機会を得た。当初は真面目に感想文を書くつもりでいたが、あまりにクソ車なので以下のみ記しておく。(2022年発売の4代目では大幅に改善されている可能性がありますが、まだ運転したことがありませんので評価できません。)

  • アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングともにフガフガで、スイッチのオン/オフで走っているような気分になる

  • 車体剛性が低くまっすぐ走らない。開口部の広いスライドドア式ミニバンの宿命だが、それでもホンダは頑張っている。

  • 車高が高くてトレッドが小さいため横風にあおられやすい

  • 2Lエンジンを積んでいて出力は152psあるが1600kgもあるので高速道路ではまともに加速しない。ノア/ヴォクシーは高速道路の追い越し車線に居座ってノロノロ走る車の定番だが、さもありなん。

  • 位置も速度もコントロールしにくく、乗るだけで運転が下手になる

  • アルファードはもっとまともだった。車格以上の差を感じる。イニシャルコストが高くてもリセールバリューの高いアルファードの方が良い買い物なのではないか。

  • チャイルドシートが義務化されてから、子持ちの家庭では事実上3列シート車が必須になってしまったが、3列シート車であってもオデッセイや今は亡きプレマシーのようなミドルハイトミニバンで出来の良い車も選択できる。今買うならCX-8か。

  • リアウインドーの寝ているハッチバックだとリアハッチはさほど後方にせり出さないが、箱型のミニバンのリアハッチは後方にせり出すので、後ろ向きに駐車する際にはリアハッチをぶつけないよう半開きにする必要があり、荷物が出し入れが不便。ミニバンが前向き駐車をするのはこのせいか。ステップワゴンのように開口部がコンパクトになればよいのだが。

つい最近までこんなクソ車を作っていたトヨタが新型カローラのようなまともな車を作るようになったなんて、章男さんは偉大だと思う。ノア/ヴォクシーもTNGAで大化けするのだろうか。

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