アウトプット前提で手にとった本によってインプットの質が変わるーこの1月でおきたこと、やったことー
#モリゼミ の活動がスタートして1ヶ月、noteとして連載をスタートした5月18日から3週間が経過して、わたしの中で起きたこと、やったことをまとめてみます。
前回の投稿はこちら
デンマークはどのように、教育を通して民主主義を実現したのか?
2020年6月7日(日)9時から、毎週第一日曜に「モリゼミ」オープンレクチャーを開催。初回は「デンマーク」をテーマに開催。
初回として「デンマークはどのように、教育を通して民主主義を実現したのか?」をテーマに1時間レクチャーをしていただきました。有料の企画でしたが、60名に参加いただきました(ほんとにびっくりですね)。
わたしが1ヶ月前に決めたこと
今回のモリゼミをスタートしたときのわたし関心は
「フォルケホイスコーレ」
「ニールセン北村朋子さん」
「学校をつくる」
ぼんやりと上記の3つくらいのキーワードが浮かんでいる状態でした。
森くんから初回のゼミで「みなさん、書籍をひとり1冊読んでまとめて、メンバーで共有してください」と言われたときに、自分がたまたま手に選んだ書籍は「世界一幸福な国デンマークの暮らし方(千葉忠夫 著)」でした。でも、他の本にも手を出してみようと(1冊目を読み終わってまったくまとめていないのに)、森くんが紹介してくれて、さくっと買ってみて手に取ったのが「限りなく完璧に近い人々(マイケル・ブース著)」でした。(このnoteのサムネイルの本ですね)
そして、この2冊を「たまたま」手にとって読んでみて、3週間後に「オープンレクチャー」を聞いてみたら、次のことが自分のなかで起きていることに気づきました。
・自分が「何に関心を持っているか」が明確になった
・良くも悪くも「幸福」というキーワードに引っ張られてしまった
・バイアスがあるままレクチャーを聞いている自分がいた
・この3週間、SNSを眺めていても「デンマーク」関連の記載に自然と目がとまった
あれ、そもそも何に関心があったんだっけ?
オープンレクチャーを聞いていて、モリゼミの他のメンバーのnoteを見ると「戦争の歴史がいまのデンマーク教育に影響を与えている」「グルントヴィとクルステン・コル」「フォルケホイスコーレ」「ジャンテ・ロウ」など、実際に森くんが紹介していた(特に森くん自身も熱く語っていた)部分をまとめているなーと感じましたが、わたしはどうしても「幸福」というテーマを頭の片隅に置きながら聞いてしまっていました。
1ヶ月前は「教育」や「フォルケホイスコーレ」に関心があったのに「たまたま手にとった2冊の本」のインプットによって、今回のレクチャーで聞いている自分の関心がそのインプットによって影響を受けて、今日のようなアウトプットになっています。
まだ言葉にならない自分の中の小さな関心で動きはじめてみて、一旦こんなことに興味があるかも(かもが大事)でアウトプット(noteに書く、半年後に冊子をつくる)ことを決めてみたら、そこから次のインプット(本を選ぶ、でもここでも直感で選択)が決まり、そこから自分の関心が少し変化していく。そんな1月だったなーと振り返ってこのnoteを書いています。
これが書きたくなっていた1月後の自分
わたしがモリゼミオープンレクチャー#1を聴き終わって、自然と手が動いて書き始めた言葉は、「大切なのは人生を自分で決められるか」です。
最高税率50%超え、労働人口の20%以上は働いていない。高所得者・低所得者の割合が共に4%まで下がった。他人への信頼度が高く、総選挙の投票率が87%。癌罹患率は世界最高。退屈で凡庸。そして「デンマークより住みたい国はない」
(「限りなく完璧に近い人々」マイケル・ブース著)
小さな関心から動いてみて、アウトプット前提で過ごし初めてみたら、普段手に取らない本を買い(インプットし)、1月前にはまったく自分の中になかった言葉がアウトプットされています。普通のことのようですが、このことに気づけたことが私にとってはとても大切なことのように感じています。
いまはじめたいこと、考えたいこと
ただ、いまわたしがこれを書きながら感じていることは、「塩尻版フォルケホイスコーレをつくりたい!」です。わたしはすぐにプロトタイプ(実証実験)をやりたい性格なので、いまは当初考えたことを実現するために動きがしたい、そんな感じです。また2週間後のモリゼミが楽しみです。
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