チャンピオンズカップファイナル Season2 Round1 大会レポート
はじめに
こんにちは。佐藤啓輔です。
今回はファイナル Season2 Round1に参加しましたのでその大会レポートとなります。
フォーマットはパイオニアです。
パイオニアの環境について
今回のフォーマットはパイオニアということで、最新セットである「イクサラン：失われし洞窟」リリースされた後の環境になります。
イクサランのカードリストを眺めた感じではパイオニアには大きく影響は無さそうかなというのが率直な印象でした。ラクドスミッドレンジをパイオニアで愛用していた手前、戦慄堀り上位互換である溶鉄の崩壊で喜んでいたりしました。
既存のデッキに細かなアップデートがある程度と考えていた矢先、環境は破壊されることになります。
https://www.mtggoldfish.com/deck/5989091#paper
Pioneer Showcase Challengeにて、新カードクイントリウス・カンドと嘶くカルノサウルスを軸としたコンボデッキが優勝。準優勝も新カードの地質鑑定士を使用したコンボデッキという結果となりました。
どちらのデッキもデッキ構築の制限がありますが、基本的に一枚のカードで動き出す所謂一枚コンボデッキ。妨害が無ければそのまま勝利に直結するとんでもデッキです。最速３ターンで勝負がつくことも。
（詳しくは省略します・・)
1,2フィニッシュという目立った結果を残したため、プレイヤーは意識をせざるを得ず、このコンボデッキに乗っかるか、メタる側に回るかというのを突き付けられたと言っても過言ではないです。
インスタントでの干渉手段がないデッキでは太刀打ちが出来ないため、前環境までは元気だった緑単は特に厳しい立場になりました。
また、同じくコンボ対策が刺さるロータスコンボも煽りを喰らう感じになり、環境のデッキ分布は大きく様変わりしました。恐ろしい・・
今回使用したデッキ
今回使用したデッキはラクドスミッドレンジです。
細かい点は省略しますが、既存のラクドスミッドレンジをコンボデッキにも対抗できるように調整をしています。メインの塔の点火やサイドの乱動する渦がコンボメタです。
このコンボデッキが出たての時は非常に不利と思い込み、ラクドスミッドレンジを使用する上での悩みの種でしたが、しっかり対策をすることで勝率も確保できたので持ち込みました。
余談ですがアブザンパルへリオンも大会に向けてせっせと回していましたが、中々コンボデッキの勝率が上がらなったり、多くなりそうなイゼットフェニックスにも分が悪く見送り。嫌いじゃないんですけどね。
メタゲームブレイクダウン
大会前に今回のメタゲームブレイクダウンが公開されました。
想定以上に新コンボデッキが多くちゃんと対策してよかったといった感じ。
イゼットフェニックスが少な目ですかね？
大会結果
では大会結果となります。7回戦やって5-2以上(64位以上)が次に進めます。
R1 ミラー ○×〇
R2 魂剥ぎ××
R3 地質鑑定士コンボ○×○
R4 エニグマ×○○
R5 シミックマーフォーク○○
R6 イゼフェニ○××
R7 イゼフェニ××
最後失速して4-3初日落ち(*_*)
苦手なエニグマデッキに乱動する渦が別角度から刺さり辛くも勝利したことがハイライトかな。
対策怠っているわけは無いけど、練習でも対イゼフェニの勝率は良くなくて改善出来ず結果に出てしまいましたね・・
前のパズルの欠片がメインを張っていた頃より格段に強くなっています。
コンボデッキは一度しか当たりませんでしたがしっかり勝てたので良かったです。
構築には大きな不満は無いですが、ミシュラランドが沢山の欲張り構成なのでそこは見直してもいいかもですね。。 2/3はまあまあでした。
自分は初日落ちで残念な結果でしたが、友人のマスカドくんが見事優勝！
おめでとうございます！ いづれ後に続きたいものです(*'ω'*)
おわりに
今回良かったこととしては、直前あれだけ環境が激変したなかで、それに合わせたデッキの調整は少なくとも出来ていたとこですね。(デッキ選択そのものは置いておくとして) あれだけ喜んでいた溶鉄の崩壊も泣く泣く不採用という皮肉な感じに・・
ただ、後で振り返って自覚できるミスも多々あり、プレイ精度はもっと上げていかないとですね・・
海外とのメタゲームと勝率の差は興味深いですね。
海外では勝ってることもあり日本は過剰にメタられていた感。
本戦についてはこんなところ。
その他、ホテル取るの遅れて名古屋駅近くになってしまったり、初日落ちした際の二日目のプランを全く立てて無かった(すぐ帰った)のは次回何とかしたい。
今後は競技イベントについては次回のファイナルの権利がないため年明けエリア予選をほどほどに頑張る感じ。
年末はラストサンやBMさん主催の大会に何度か出るのでそれに向けて練習してきます（パイオニア、モダン、レガシー）
最後に本題には直接関連しませんが先日HareruyaProsとしての契約は終了しました。特に何が変わるわけではなく、マジックはこれまで通り楽しんでいくのでよろしくお願いします。
それでは大会結果だけの簡単なものになりますが以上です。
ではまた！
おまけ 簡易サイドガイド
パイオニアで禁止改訂あるみたいなので意味をほぼ成しませんが主要な数デッキに対する簡易サイドメモを残します。
対 地質鑑定士・象コンボ
In 強迫1 ヴェールのリリアナ2 乱動する渦3
OUT 致命的な一押し 3 黙示録、シェオルドレッド3
※青巨人あれば真っ白と霊柩車を追加
対 ミラー
IN 強迫1 絶望招来1 スカイソブリン1 ヴェールのリリアナ2
OUT 税血4 苦難の影1
対 ボロス召集
IN 碑出告2 衰滅2 スカイソブリン1
OUT 強迫2 苦難の影1 銀行破り1 侵入者1
対アゾリウスコントロール
IN 強迫1 ヴェールのリリアナ2 絶望招来1 真っ白2
OUT 致命的な一押し3 塔の点火1 無情な行動1 喉首狙い1
※相手の生物枠見て除去は入れ替え
乱動する渦は相手の置物対策によっては入れて良い。
対イゼフェニ
IN 強迫1 真っ白2 霊柩車2
OUT 砕骨2 コラガンの命令1 銀行破り1 塔の点火1
対アブザンパルへリオン
IN 真っ白2 霊柩車2 スカイソブリン1
OUT 砕骨2 塔の点火1 銀行破り1 苦難の影1
※苔森の騎士入っていたらサイド後に入れてくるため除去を戻す
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