飛行機の中のメモ

わたしがどんな人間かと言うと、

「東京へ帰る飛行機に乗って、アフガニスタンから亡命しようとする人々と飛行機を思う。飛ぼうとする飛行機にしがみついて落下し、亡くなった人もいた。マクロでは世界がアフガニスタンの市民を見放したかのような状態が起こり、ミクロでは久しぶりに祖父母と過ごせた時間への想いと別れの寂しさでいっぱいになる私がいる。人が亡くなっても、何も変わらないことの方が多い。誰かの喪失に時間を止める人がいても、隣の人は変わらない毎日を送る。そして時間が止まっていた人も、少しずつ残された時間を過ごしていく。私ができることは、身近にいる数人と愛を分かち合う程度なのに、世界中で止めどなく大きな問題が勃発する。はぁ、無情、無常。」

ここまでを離陸する前に思考してメンタルブレイクするような人間です。