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メガバンク OB訪問型ISのいろは

メガバンクの内定を取るには参加必須であるOB訪問インターンシップについて簡単に述べています🙆‍♂️
さくっと読めるので是非。


メガバンクのキャリア組み立て、業務理解においてはインターネット情報だけでは難しいのでOB訪問で固めていくのが基本です。しかし金融機関だからか、ビズリーチキャンパスなどの一般的な就活メディアからのOB訪問は不可。

このインターンシップに参加できないと、OB訪問することなく本選考を迎えることになります。またメガバンクはインターン経由の早期選考内定者が非常に多いです。


メガバンクは企業公認の方法でしかOB訪問出来ない現状があります。
その企業公認の方法=インターン参加です。

🟥三菱UFJ銀行 One to One
🟩三井住友銀行 Private Session
🟦みずほFG  Career lounge

OB訪問をする為にESを書き、面接を突破し、選ばれた者のみがOB訪問できます。これはメガ3行とも同じ。

直接的な優遇に繋がるというよりかは、OB訪問で実際の社員の話を聞かないと業務理解もキャリア構築も非常に難しいと言った現状。


【🟥三菱UFJ銀行】

One to One

・夏IS・冬IS・One to One→リクルーターが付く

リクルーターと週に1度、中堅行員=アドバイザーとは2週に1度のペースで面談(基本的に中堅行員5人程度)

インターン生限定説明会を多数開催
→キャリア・出向とは・銀行の今後・若手・大企業営業

早期選考(3月初旬ES〆切→4月中に内定)

ES&Webテ全通
(ESはメンターに添削して貰う。Webテは使い回し)

実施方式

メンターと基本的に毎週面談をし、気になったキャリアや業務を経験している行員と2週に1回のペースで話せるインターンシップという名の公式OB訪問。非インターン組はOB訪問不可の為、現場行員に話を聞くことができるのは圧倒的に有利。

メンター・・・電話番号を渡されて、いつでも連絡してと言われる。リクルーターのような人。人事部ではなく若手社員。メンター1人につき学生を7.8人抱えているとのこと。
アドバイザー・・・現場行員。自分が興味ある業務の行員から話を聞く機会がある

基本的には全て逆質問で時間が終わる。志望動機ややりたい事を聞かれることは無いが、こちらも仮説を持って臨むのはマストにするべき。
×「△△業務において、やりがいはなんですか?」
〇「△△業務において、~~がやりがいではないかと考えているのですが、実際のところどのようなやりがいを感じられますか?」

行う目的は主に3つ

①やりたい事を絞り込む
②キャリアプランのイメージを立てる
③言質を取る

メンターが就活生の為に、多様なキャリアプランや経験を持つ行員を自分の希望に沿ってアテンドしてくれる。少しでもやりたい事が見つかっている場合はその専門領域の行員に話を聞き解像度を高めよう。
本選考において「○○さんが、△△とおっしゃっていたので」と説得力を持たせた発言をするためにも、③の言質を取ることも少しは意識するべき。

もちろん発言内容だけでなく、名前・部署・年次あたりはしっかりメモを取っておこう。


ES質問
①応募した理由を教えてください(200字)
②将来働く上で大切にしたいこと、その理由について教えてください(150字)
③学生生活の中で「成長と挑戦」に関するエピソードを教えてください。(300字)

選考フロー
ES→TGweb+性格検査→面接


【🟩三井住友銀行】

Private Session

※Private Sessionという名前でのインターン募集は無いので注意!

法人営業やその他専門領域、または年末年始に募集があるキャリアデザイン編に参加する事で、参加後Private Sessionに呼ばれる形。

このキャリアデザイン編は、ESのみで参加が決まるため非常におすすめ。キャリアデザイン編で社員面談を行う機会があるので、そこで評価を貰えた場合にPrivate Sessionへの参加権が与えられる

・各インターン参加者がPrivate Sessionに呼ばれる(全員では無い)

若手/中堅行員と面談が可能
→OB訪問、模擬面接、壁打ちと内容は様々。回数も様々。
※評価されてる

評価が高い学生から順次早期選考に案内

・優秀者は「ジョブフォーラム」に招待される
→ SMBCの各部門で活躍している複数名の中堅従業員との座談会。キャリアについての話を聞ける。

・ES+動画選考+履修履歴→面接3回で4月中に内定


実施方式

リクルーターのような存在は付かず、毎回ランダムで行員と面談を行う制度。行員の業務やキャリアはバラバラであり、逆質問が中心となる面談、模擬面接のような面談、壁打ちさせてくれる面談など内容も様々。

ここで注意してほしいのが、PSの回数や実施ペースは人によって異なるという事。基本的にはPSを行った翌日に電話が来て次の日程を提案されるのだが、翌日に電話が来ない人、数日後に来る人、一週間後に来る人などバラバラ。また途中で連絡が来なくなる人もいる。


評価について

「評価されている」という意識を持って毎回望むことが必要である。
PSでの評価が高い順に本選考に招待されていく

多い人では10回以上こなしたのにその後音沙汰無しのパターンもあるとのこと。貴重な3月であるのにメンタルに圧がかかり、また時間も取られてしまうのは良くないため、毎度のPSに高い意識と事前準備を持って臨もう。


また後述するが面接において

「行員の話で印象的なものはあるか」
「様々な行員と会ってもらったが感覚は合ったか」

という質問を受けることが多いので、本選考において「○○さんが、△△とおっしゃっていたので」と説得力を持たせた発言をするためにも、言質を取ることも少しは意識するべき。

もちろん発言内容だけでなく、名前・部署・年次あたりはしっかりメモを取っておこう。

キャリアデザイン編 ES質問
①これまでの人生で力を入れた事を教えてください(最大3つ)
②その中から一つ選び、苦労した事や克服した事、そこから得た事をプロセスがわかるように教えてください
③あなたの強みを教えてください(200字)
④あなたの弱みを教えてください(200字)

選考フロー
ES+玉手箱のみ


【🟦みずほFG】

Career Lounge

・Career loungeにてリクルーターが付く
→なぜ銀行?他に適正は?と本当に就活生が銀行に適しているかを一緒に考えてくれる

・UFJ・SMBCと異なり証券や信託の事も深く理解可能

・リクルーターからOKが出たら早期選考

ES全通&Webテスト免除

・4月に内定は出るが、キャリアラウンジ経由でも5月内定はザラにいる


実施方式

タイプ分けされたリクルーター(情熱・論理的・協調性みたいな、記憶力不足)を選ぶことが出来て、基本的にはその人と定期的に行う。数回面談をこなしたら、自分の興味ある分野の経験を持つ人と話す機会がある

私はこのCareer Loungeの途中で選考辞退を申し出たため、どのような形で本選考に進むのかの体験談は無いが、リクルーターからOKが出た学生が順次本選考に進んでいくとのこと。

私は「情熱タイプ」のメンターだったが、特徴としては、毎面談しっかりとテーマを持って行ってくれた。

・自己分析を深める
・銀行とは何をする組織化
・本当にnano君が銀行に合うのか

など毎回明確なテーマを設定してくれて、またそれに準じて宿題を出される。これは情熱タイプだけかもしれないが、リクルーター面談で宿題を出すことは稀ではない。「学習意欲があるか」「言われたことができるか」などの普遍的な要素も見られているのかもしれない。

Career Lounge ES設問
志望動機を教えてください。また今後10年の人生の中でどのように人生と関わり、どのような姿になりたいかを合わせて教えてください(キャリア・自己成長・夢・社会貢献など何でも構いません)(300字)

選考フロー
ES→玉手箱→Web面接





以上がメガ3行のOB訪問インターンシップについて。
nano的に理解を深めておいた方が良い部分は

・中堅中小営業と大企業営業の違い
・案件においての社内協業の方法(プロダクト・信託証券)
・キャリア変遷の傾向

あたりかな。ここら辺はマスト。
これ以外にも必ず自分が興味持った部分は解消するように努めよう!

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ではまた。


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