なんスーの介護日誌
毎度、なんスーです。よろしくお願いします。なんスーについては自己紹介文を読んでください。
今日の本題です。なんスーは介護付き有料老人ホームに働いているのですが、ある男性入居者の方が話しかけてきて、
「なんスーさん、なんスーさん、近くのスーパーで宝くじが売っているんだ。一緒に買いに行こう!」
なんスーはびっくりしました。施設の中ではある程度元気な方なのですが、まさか外でて宝くじを?買いに行こうなんて言われるなんて思いもしませんでしたから
「Aさん(仮称)今仕事中なのですか...」
「いや、行こう。なんたって15億何だから」
「宝くじ何個買う気何ですか!?」
「何個って、夢を買うんだよ、ドリームをだよ」
などと20分くらい話をしていたんですけどAさんは中々諦める様子は無く仕方が無く
「俺の上司が許可出したら良いですよ」
と話すと
「言ったな、それじゃあ探して許可取ってくるから」
と言ったそばからAさんは居なくなり本当に探しに行きました。
「まぁ、許可出ないだろう」
などと思っていましたが、1時間経っても帰って来なく
「もしかして一人でスーパーに行ってしまったのか?やばい一応事務所に確認しておこう」
事務所に電話したところ私の上司が出たので
「Aさんそっちに行きませんでしたか?」
「あぁ来ましたよ、宝くじだよね!行って来ましたよ」
「行って来た!?宝くじ買いに行ったんですか?」
「頑固な方だからね、行ったら満足そうな顔をしていたよ」
「そ、そうなんですねಠωಠ」
Aさんは私に何も言わずにそのまま部屋戻って行きました。
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