アナウンサーとのお仕事

最近は映像のお仕事もしています。
その流れで
女性アナウンサーにナレーションの録音をお願いしました。

「おはようございます」
おおおお!!
この人の声が素晴らしい。
何と心地の良い響き。
声がとてもいいんですよね。
この
「声がいい」
はよく聞く言葉ですが、
具体的には何なのでしょうか。

声の成分がいい
ってこのですよね。

声の成分とは?

前に音の三要素の説明の中で
軽く倍音について触れました。
一つの音に聞こえていても、
いろんな高さの音がミックスされて
その音の「ねいろ」を作っている。
つまり音色はその様々な倍音の構成で決まってくるものなのです。
しゃべり声でも同じだ、ということになります。

さてお話を戻して、
お仕事はいよいよ原稿を読んでいただき、録音へ入っていきます。
さすが!!お仕事ぶりは本当に素晴らしかったです。
でも
原稿を読むときは音色が変わるんですね。
声の質が、落ち着いたアナウンサーのそれになります。
なるほど。
そりゃそうですね。
歌い手も歌うときは声が変わります。

つまり
倍音を自分でコントロールしているということになります。

これをきちんと意識して、
トレーニングをしていくことが、
自分の声を好きになる早道、
そして
他の人にも好きになってもらえる確率を上げる近道、
になってくると思います。

ちなみに、
アナウンサー声も素敵でしたが、
個人的にはおしゃべりしている声に魅かれたので、
次回はそちらに近い声が出せるお仕事をお願いできたらいいな、
と思ったりしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?