患者さんと宗教

精神科で支援者として関わるようになり、患者さんがいろいろな宗教を信仰されていることを見聞きしました

キリスト教や創価学会は当然ながら多いのですが、
他にもエホバの証人、天理教、霊波之光、大山ねずの命、立正佼成会などを信仰されている方がいました
精神科に関わらなければ、知らなかったかもしれない、新興宗教を知れたことは、大変興味深いです
いま話題の統一教会や政党を立ち上げた幸福の科学については、私自身はあまり聞きません
そして同じ宗教の信徒は良い意味でも悪い意味でもつながりが強いようです
宗教行事や布教にいかなくてはいけないことが負担になってしまうという方がいた一方で、孤独にならないので、困ったことがあったら信徒間で助け合うとい側面もあるようです
インフォーマルな支援とでもいうのでしょうか
精神疾患を患うことで、宗教にすがりたいという思いがあるのかとも思いましたが、宗教信仰者の大多数はおそらく精神科ユーザーではないでしょうから、実は日本人は無宗教者がおおいといいつつも、何かしらの宗教に属していたり、親和性は高いといえるのではないでしょうか。宗教的な行時は好きですしね。というところから、政教分離って・・と考えると話が大きくなりそうなのでこのへんで終わりにします。