福祉事業所立ち上げ広告について思う事

最近SNSのTLに、福祉事業所を立ち上げましょうという広告がしょっちゅう流れてきます
私がそういう職業についているということもあるかとは思いますが、以前よりも格段に増えている印象があります

例えば、就労支援系では
個人福祉ビジネス徹底解説WEBセミナー
(Amazonで書籍を探してみたのですが、書籍名も著者名もひっかかりませんでした・・)

株式会社フォープラン
A型事業所は「どのような業種の方でも参入可能!」だそうです

株式会社船井総合研究所で福祉で検索すると
以下のようなページがでてきました
障がい福祉サービス経営研究会説明会
(障害ではなく、障がいと表記するんですね)

他に、最近妙に放課後等デイサービスの求人案内も流れて来るなと思ったのですが、
放課後等デイサービス経営セミナー
放課後等デイサービスウィズユー

就労支援事業所も放課後等デイサービスも、国からの助成金が入るからというのが、立ち上げをすすめる大きな理由のようです

他業種が参入して、利用者に選択肢が増えるという事はよいことかと思います。しかし、障害者グループホームが増えていても、運営しているのは専門職ではなく、支援のあり方も疑問符が付くようなことがある状況を見ると、
(専門職がやっていても、おいおい、と思う事業所がありますが・・)
大丈夫だろうかなあ、と思ってしまいます
放課後等デイサービスも、そんなに世の中にニーズがあるのでしょうか?
以下のような記事を読むと、増えることが良いことなのかと疑問に感じます
発達障害の子どもが「13年で10倍に急増」の裏事情、ベテラン小児科医が解説
急拡大する「発達障害ビジネス」その功と罪
学校で「発達障害」の子どもが急増する本当の理由特別支援学級に入る児童・生徒は10年で倍増

いずれにしても、利用者が不利益をこうむったり、権利侵害がなされることがないようにしていかないとならないですね