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外部への開かれ

福島県いわき市のローカルアクティビストである小松理虔さんが、シラスの放送ですばらしいことを話していた

障害福祉というワードを聞いただけで、専門家と非専門家との間に壁をつくってしまうので、垣根を下げる努力をしなくてはならない
さらには、福祉領域の内部を充実させるだけではだめで、福祉領域の外部とつながり、開かれていかないと発展はないといのは、その通りだと思う
福祉の領域では、当事者と家族と専門職の間で、ぐるぐると課題がまわっているだけで、本当であれば福祉領域の外部の人たちも巻き込んでいかないと、社会は変わらない

また、当事者に対してどれだけ寄り添ったとしても、自分の場合との共通性を感じられるようにしないといけないと、結局は他人事であるということを超えられない

社福は文化事業をすべき!という理虔さんの提案は心にとどめておきたい
精神保健福祉の領域でも、医療機関であっても、外部に開かれていく可能性を模索することはできると思う

小松理虔さんの新復興論は、3.11の話だけど、当事者と非当事者の話は障害福祉の領域と比較できる、大変すばらしい本
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