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要約練習帳5

2月2日(火)軍の影響下ながら民主化が定着するかに見えたミャンマーで、またも軍によるクーデターが起こった。10年前までの軍事政権では、長い鎖国と欧米の国際経済制裁の歴史だった。この時計の針を逆に回すクーデターに、正当化の余地はない。

2月3日(水)かつて、待合茶屋での散財の例え話でケインズ理論を解いた高橋是清の財政により、日本は世界恐慌から脱することができた。先日は、緊急事態宣言下で、深夜の銀座で遊んだ与党議員が辞職・離党した。今、政治家は国民の生命と暮らしを守るため駆使すべき危機ではないのか。

2月4日(木)江戸時代高価な朝鮮人参は、人々に万能薬と信じられ、病気治癒の希望であった。しかし同時に悪徳業者も蔓延っていた。コロナワクチンに土江も、早くも特殊詐欺の電話が各地で相次いでいるらしい。人々の希望の対価は、昔の効果と違い、このワクチンは無料である。人々の不安を希望と変える情報公開は、行政の責務である。

2月5日(木)米国では、失言癖のあるバイデン新大統領の失言が今後も心配されている。こちら日本では、失言癖のある東京五輪組織委員会の森会長が、女性蔑視の失言をし、東京五輪に泥を塗った。バイデン氏は女性登用で過去の失言をリカバーしたが、森氏は会長続投で何をするつもりだろうか。