日置流印西派射術について
1.はじめに
この投稿を読んでいただき、ありがとうございます。
大学時代に学び始めた日置流印西派射術について簡単に紹介させていただきます。
日置流印西派は日置弾正正次から発する日置流弓術の一派で、吉田一水軒印西(吉田源八郎重氏)先生を流祖とします。他にも出雲派、雪荷派、道雪派、竹林派(尾州・紀州)、左近衛門派、壽徳派、大蔵派、大心派、山科派がありますが、明治維新を経てもなお印西派は『日置流弓目録六十箇條』を教えの中心として正確な形で伝わっています。
とくに、稲垣源四郎先生(明治44年〜平成7年)のご指導により、早稲田大学、東京教育大学・筑波大学体育学群弓道研究室において、力学的・生理学的に正しいことが証明されています。
2.日置流印西派射術の一連の流れ
わたしが手描きしたものでご容赦下さい。
ハリガネくんによる日置流印西派射術の一連の流れです。
(1)足踏み
(2)矢番え
(3)胴造り
(4)取懸け
(5)手の内
(6)弓構え
(7)打起し
(8)三分の二
(9)詰合・伸合・彀
(10)離れ・残心
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