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ベンチャーで働く自分が思うこと

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ベンチャーで働く自分が日々の仕事の中で思うことを心が熱いうちに言語化します。素直な心の中を綴ったエッセイ。
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#ベンチャー

「専門家」でいるべきか、「仲間」でいるべきか

Startup Studioで受注する案件の多くは、大手企業様の新規事業案件が多く、その場合、大手企業の起案者の方と私たちStartup Studioとの間でパートナーシップを結んでプロジェクトを進めていく形になります。 大手企業様の方は、新規プロダクト開発のノウハウが乏しいという課題感から委託することが多いです。そして、私たちとしては、アイデア開発、UX/UI検証、MVP実証実験・検証などを一手に引き受けて、我々のフレームワークに則ってプロジェクト進行を行なっていき事業化

怖いところにしか成長はない。

タイトルの言葉を聞いて、ピンときた方もいるかもしれませんが、先日日本テレビで放送された「アナザースカイII〜世界の学校SP!〜」の中での山崎育三郎さんの言葉です。非常に印象的でした。 簡単に経緯を説明すると、 当時16歳の山崎さんは、アメリカのノース・カウンティ・ハイスクールという高校で留学をしておりました。 ミズーリ州のボン・テアという小さな町の中にある高校ですが、ボン・テアという町自体のほとんどが欧米人(アジア人は人口7000人のうちの0.2%)の街で、山崎さん自身

ゴールに向かって最短距離で進むことを考える

先日、拝読させていただいた「僕は君の「熱」に投資しよう」が、今の自分が抱えているモヤモヤをさっと解消してくれる素敵なエッセンスが盛り込まれている本だったので、後で見返すためにも内容をまとめておこうと思います。ぜひ読者の皆さんも機会があれば、読んでいただけると幸いです。 「やったほうがいいこと」と「やらなければいけないこと」ゴールにたどり着くために、 「やったほうがいいこと」と「今やらなければいけないこと」 の区別が付けられているか。 この問いにこの本で言いたいことの全てが

自分が理想とする「仕事のできる人」になるためには。

先日、社内のLT(ライトニングトーク)があったのですが、そこでソーシャルネットワークの研究をやっているインターン生が、媒介中心性と言う考え方を用いて、仕事ができる人 or 仕事ができない人という、割とライトでない問題に解を出してくれました。 もう少し詳しく説明すると、カレンダーの予定から被っている人同士で線をつなぎ、部署同士を色々と跨いでいる人を媒介中心性が高いとみなし、ランキングを付ける。 と言った流れになります。 役割的な問題もあるかもしれないのですが、「他部署との

辛い時は素直に口に出して「辛い」と言えば、楽になる

昨日のマネージャーとの1on1で、ふとこんな事を言われました。 <マネージャー> XX君が、今日のミーティングで笑った時の声がやけに渇いた笑い方でさ、なんか、ストレス溜まっているじゃないか心配になったけど、 大丈夫? 日々降ってくるお題に対して、多少なりともストレス度合いの上がり下がりはあれど、比較的淡々と仕事できる自分には「寝耳に水」の言葉でした。 とっさに、 <私> 大丈夫ですよ〜。割と感情に流されず淡々と仕事できる方なので。 と答えたのですが、ふと思い返すと、

「自分を磨く」ということ

2024年上半期をめどに、新1万円札の顔となる日本を代表する実業家、渋沢栄一の「論語と算盤」の中で、 「修養」 - 自分を磨くということ  について説いている一節があり、その中で語られている内容にかなり共感を覚えたので、頭の整理も兼ねてまとめてみました。 「自分を磨く」とは、「自分を磨く」という言葉を聞くと、大多数の方が、知恵や知識を蓄えることを思い浮かべると思います。 そして、本書の中でも知恵や知識を蓄えることを「学問」と謳っております。ただし、知恵や知識ばかりをひ

「ありがとう」の一言を添えられるか

私が社会人になった2012年と今(2020年)を比較すると、様々なツールなどにも恵まれて、コミュニケーションのハードルがかなり下がっていると感じます。 しかしながら、どんなにコミュニケーションコストが下がっても意思疎通での揉め事は、残念なことに無くならないですね。 やっぱり、コミュニケーションの質はコストの問題ではなくその人の気持ちの問題なんだなと痛感する事が多いです。 「コミュニケーションの質」と言いましたが、簡単に言うと、何か自分のためにやってくれた相手に対して

答えなんてどこにもないので自分で答えを作るしかない。

大手企業を丸7年、ベンチャー企業を1年半ほど経験してきて、大手とベンチャーの社風の違いや物事の進め方の違いなど、様々な違いに直面しました。 中でも、いまだに乗り越えることに苦労していることが「マインドチェンジ」です。 正直、この壁に今直面している自分は転職活動中では想像もつきませんでした。 転職活動をしていた当初、想像していたベンチャーでの壁は以下でした。 ・自分で仕事を見つけないと誰も仕事を与えてくれない。 ・役割に関係なくその時求められる仕事を何でもこなさないとい