海岸清掃で思ったこと 〜自分に出来ることをする〜
今回のゴミ清掃は雨と強風波浪の荒天の翌日に行うことになりました。当日は朝から風も強く、潮汐小潮満潮から下がりはじめだったので、ある程度潮が上がってました。
結果は荒天の後の海岸ゴミの特徴が現れていて、大型ゴミ、ペットボトル、缶ビン、街の家庭ゴミが散乱してました。これは、ある種仕方ないですし、予想していたことです。
家庭ゴミや街で出るゴミはやがて、河川や海のゴミになり、海や海の生き物を脅かす危険物になる。と思っていただき、日々の家庭でのゴミ仕分けをみんなで頑張りましょう。それをお子様と話してみてはいかがでしょうか。
大好きな街や海、川。鳥や海の生き物。子供達がゴミ出しで守れる命もあります。町内のゴミ置き場がカラスにやられないようにすることも大切なことですね。
さて、正直大型ゴミや大量に出たゴミは拾えないので残念ながら個人レベルでは放置になってしまいます。あとは財団の方々や団体の大規模ゴミ回収で拾っていただけることを願うばかり。
できることは、少しでも手で持てる物をゴミ捨て場に持っていく。もしくはもう一度海に戻されないように、少し山側に移しとくくらいです。しかし、残念ながらそれで守れる量は知れてます。ほとんどのゴミは、砂や海水で重たくなっていて、持てないか、なんだかわからないから触りたくない状態になってます。
ゴミは適切に回収処理されないならゴミのままですので、せめてもう一度海に戻らないでいてくれたらと願うばかりです。
大型ゴミというと、サイズがすごくでかい感じをしてしまいますが、普通のゴミ袋に一個二個入れたら袋を占領しちゃうようなサイズ。それか、それよりもっと大きいサイズのことを勝手に大型ゴミとしてます。
明らかな一般ゴミならまだしも、船舶(ボート含)や工事関係と思われるものは、運航者事業者責任でしっかりと回収するか、流出防止をして欲しいものです。
愚痴がダラダラ続きそうなので、私は私ができることをやる。できないことに無力感を感じるのではなく、できることを出来た！その上で状況を皆さんにお伝えする。少しでもきれいな海を子供達に残す。これを続けていきたいと思います。
出来ないことを数えない。できることを前向きに。という話でした。
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