「おひとり様」のなにか

どうも、学生です。
おひとり様って「御一人様」だから、二重敬語に当たらないのかと考える
学生です。
すみません。古文とかそういうの苦手なんでわからないのですが。
さて、今回は「『おひとり様』のなにか」です。

朝の情報番組とかでよく目にしてたのはいつ頃だったろうか。
5年とかそんくらい前だったか。
「おひとり様」
その時は大体の流れとして、
レポーターが「今、『おひとり様』がアツいッ!」みたいなこと言って、
おひとり様の中の難易度カーストをピラミッドにして見せて、
街頭インタビューで「最近、ひとりでどこ行きましたか?」なんて聞くの。
そんでもって、大体「一人ディズニー」でみんな同じような驚き方するの。
それが、多分一年間かそこら擦られていた気がする。
でも、今はそんな特集は組まれない。
多分浸透しているのか、それとも、流行としては終わっているのか。
どちらにしても、一人で何かすることに対して、驚かれることは少ない。
時代と言ったらそれまでなのだろうけど、
そんな時代が、良いのか悪いのか私にはよくわからない。

私はというと、
まぁ、家に籠ってもやることなくて
毎晩noteを開くほど一人の私は
当然、「おひとり様」の行動はしている。
焼肉はしたことある。
ラーメン屋もあるし、映画館も、
居酒屋もカラオケも
回転寿司に関しては、月一の褒美として毎回。
おひとり様としてはレベルの低い行動かもしれないが、
それでも、友人と行く回数よりは遥かに多い。
塵積もでおひとり様認定といえよう。
いずれは旅行やディズニーも一人で行きたいと考えている。
より高みへ。
…高みなのか?
まぁ、それは置いといて、

「おひとり様」の何が良いって、
みんな口をそろえて言うと思うが、
「自分のペースで全部できる」ところである。
急かされることもなければ、ゆっくり進んでいかないといけない訳でもない
話の構成なんか考えなくていい。
自分しかいないのだから。

ただ、
よくよく考えてみると、
メリットってそれぐらいしか思いつかない。
満足度とかそういうのも
家に帰るまでは誰かといる時よりも高いはずなのだが、
家に戻ってしばらくすると、だいぶ低くなってて、虚無の時間ができる。
熱しにくく冷めやすい、というだろうか。
持続時間が圧倒的に違う。
それは、満足度もそうだが、反省会の時間もそうで、
良くも悪くも誰かといる時は、感情の持続時間が長い。
一方、おひとり様になると、
満足度は急激に上がった後に、すぐ急降下を起こす。
でも、孤独感やらの感情は、おひとり様をしている時間でも存在し、
それの感情は持続時間が長く、一定の温度を保っている。
そのため、おひとり様をしているときには、満足度で隠されていたものが、
満足度の急降下によって、孤独感が姿を見せてしまう。
そして厄介なことに、おひとり様で得られていたいつも以上の満足度の高さがあるため、
いつもよりも満足度と孤独感のギャップが生じ、
虚無感がいつも以上に出てきてしまう。
はぁ、なんでこんなこと考えてしまったのだろう。
知らないまま「おひとり様」をしていればよかったのに。

おひとり様なんて、時折するから息抜きになるだけであって、
常時するものではないと気づかされてしまった今日。
私は一人で回転寿司に行ってきます。
いや、今日は”独り”で行ってきます。
日本語って面白いね。
今回はここまで。次回も何卒。

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