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ドリエンライブに行ったら序盤で泣いちゃった

 10月29日に開催された佐久間宣行ANN0 presentsドリームエンターテインメントライブに行ってきた。会場は横浜アリーナ。1万人くらいいたらしい。すごい。客層がとにかく幅広かった。3、40代のサラリーマンっぽい人が多かった印象だが、自分みたいな大学生みたいな人もいれば、年配の方もいて本当に幅広い。

 今回は音楽ライブという事もあり、ゲストが物凄く豪華だった。セットリスト順に花澤香菜さん、森三中黒沢さん、はんにゃ金田さん、しゅーじまん、ライムスター、そしてサンボマスター。

 開演した後、佐久間さんが登場すると、たくさんのチュロスペンライトが掲げられた。チュロスペンライトは番組内で佐久間さんが「チュロスはシラフでは食べられない」と言って以降グッズ化されたものだ。

 佐久間さんのオープニングMCがあったあと、トップバッターの花澤香菜さんが舞台にたった。正直、僕は声優さんに詳しくなくて、花澤さんの曲も有名なものしか知らなかった。でも、曲が始まると、ずっと聞き入っていた。本当のスターは知識や背景を知らない人間の事も感動させることができるのだと思った。単純に歌がうまいし、当たり前だけど声が本当に素敵だった。

 そして、花澤さんの2曲目くらいで泣いてしまった。「序盤すぎるだろ」とも思ったのだが、花澤さんの曲の途中で改めて無数のチュロスペンライトがたくさん掲げられているのをみて泣いてしまったのだ。
 年齢も、性別も、職業も、育ってきた環境も、何もかもが違う人達がみんなチュロスペンライトを面白いと思っている事、花澤さんの歌に感動していること、横アリに集まっていること、そして何より佐久間さんのラジオが好きなこと。全部が物凄い奇跡なんじゃないかと思った。

その後もライブは盛り上がり続けた。声優、芸人、ヒップホッパー、ロックンローラー。全員が「人を魅了する天才」だった。観客にとっては夢のような時間が続いた。

ドリームエンターテインメント。ぴったりの名前だと思う。

おまけ
自分の右隣の席に座っていた30代くらいの男性がとにかくノリノリだった。僕もその人がいたから手を振ったり飛び跳ねたりしやすかったのですごく助かった。ただ、サンボマスターの「孤独とランデブー」のときに会場は手をゆっくり左右にふっていて、当然僕もふっていたのだが、右隣から動きの気配が完全になくなった。失礼だと思いつつその人の方を向くと、目をつぶって右手を左胸に当てていた。「国歌じゃん」と思いつつ、ゴッドタンの映画の主題歌だから、この場においては国歌なのかもしれないなとも思った。


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