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将来の住み方について再考する|家を建てるまでの頭の中身④

どうも。余白のある暮らしのshin(@nanijan_shin)です。

現在、2社に絞って間取りと概算金額を詰めていく段階になってきた持ち家計画。
今まで見たこともない桁の金額を目の前にするとやはり尻込みしてしまいますね。

持ち家に住むことは自分たちの命が尽きるまで、そして子供のことまで人生設計を考えないといけません。

そこで、もう一度住み方についての選択肢を再考してみることにしましたので記事にして頭の中身を整理します。

賃貸マンション

・収入や環境に変化があっても臨機応変に動ける
・上下左右に気を遣わないといけない

・家賃は資産にならない
・持ち家という選択肢を手放さないといけない

まずは賃貸暮らしを続けるという選択肢。

考えられるメリットは、収入や環境に応じて住む場所を臨機応変に変えられるところではないでしょうか。

収入が保障されているような公的機関で働いているなら別ですが、ある程度大手企業に所属していても収入への不安はつきまといます。
住む地域や部屋の広さは変わりますが、万が一の時も収入に合わせて引っ越せるのは助かります

また、隣人や近隣問題が発生した時も環境を変えることができます
住んだ当初は住み心地が良くても、いつ誰が近所にくるかは分かりません。

デメリットとしては、まず賃貸マンションだと特に小さいお子さんがいる場合は、上下左右の部屋と近隣に気を遣いながら住む必要がでてきますね。
角部屋や最下層/最上階という選択肢を選べばこちらに関しては多少回避はできますが、家探しの時間と金額アップは伴いそうです。

次に考え方のひとつですが、家賃は資産になりません。
住宅ローンはすべて自分のモノ(=家)に月々支払っていきますが、家賃は大家さん等に払うだけで残りません。
持ち家を資産と考えるか負債と考えるかでここのメリット・デメリットは変わってくるかと思います。

最後に賃貸暮らしを続けていくなかで「やっぱり持ち家がいい!」となっても年齢的に住宅ローンの借り入れが厳しくて買えなくなる可能性も考えないといけません。35年のローンを組むとすれば、35歳くらいまでには今後の暮らし方を決断しないといけなさそうですね。

最後に賃貸は月々の支払が安く済むと思っていましたが、実際に住む地域で希望の広さ/間取りの物件を調べてみるとローンの支払い(月)と同額かそれ以上になりました。
当たり前の話かもしれませんが、一概に賃貸=安いというわけではないのは今回の持ち家計画の中で知ることができて選択肢から消えました。

分譲マンション

・一軒家よりはローンを抑えられる
・ある程度自由に設計できる
・持ち家より売却しやすい印象
・貸し出すことも可能
・左右上下には気を遣う必要がある

家族間では話にも出ませんでしたが、分譲マンションを購入するという選択肢。

イメージとしては同じ間取りの家を作るとしても一軒家と違って、外構費や地盤調査費用などが発生しないので総額が安くなるのではないかと思います。

逆にマンションならではの費用もあるかと思いますが、不動産会社と話したことがないので詳しくはわかりません。あくまでイメージです。

こちらも購入する場所によるとは思いますが、間取りや内装を自由に設計できるのもメリットのひとつ。
妻の友人もマンションの一室を購入して、元々3LDKの部屋の1部屋を壊してリビングを広げるようなリノベーションを行っていました。

また、再販可能なところもマンションの良いところではないでしょうか。
やはり一軒家よりはマンションの方が売れやすいようで、自身が高齢になって子どもも家を引き継がない時に売りに出すことができるのは将来的にも安心ですね。
また、高齢になる前でも購入した部屋を貸し出すことも場所と条件によってはできるみたいなので、家を購入したとしても縛りは少なそうな印象です。

ただし、購入したとはいえマンションなので上下左右への気遣いは賃貸マンションと同じくあるので選択肢からなくしました。

一軒家(一世帯)

・最も気楽に暮らせる
・間取りを自由に設計できる
・上下階への騒音を気にしなくて良い

・再販も地域によってはしやすい
・土地代も考える必要がある
・支払えるローンの地域は遠方になりがち

続いて、一軒家に一世帯で住むという選択肢。

誰にも気を遣わずに最も気楽に暮らせるのはこの選択肢ではないでしょうか。正直、理想の選択肢はこれだと思います。

すでに完成している建売の場合は別ですが、間取りも自分たちの好きなように設計することができます

一軒家なので子供がいる場合、近隣への注意は必要ですが上下階のことを気にせず暮らせるのは毎日のストレスから解放されますね。

さらにマンションには劣るとは思いますが、地域によっては再販もしやすいのではないでしょうか。

ここまでであれば理想の暮らしを手に入れることができますが、最大の問題点は支払総額です。

地方に住むのであれば抑えられますが、今回住む予定の地域で土地から購入すると一桁位が上がってしまいます

さすがに支払えないので選択肢からは消えました。

一軒家(二世帯住宅)

・土地があれば費用をある程度抑えられる
・間取りを自由に設計できる
・上下階への騒音を気にしなくて良い
・子供がのびのびと暮らしやすい
・意見を合わせるのに時間がかかる
・妻(または夫)の心的負担

・老後どうするかを考えておく

最後は二世帯住宅という選択肢です。
今回予定している選択肢ですね。

有難いことに土地があるので、建物だけの費用となります。とは言っても、相当な金額でローンを組むことに。

一番の決め手となったのは子供がのびのびと暮らせるというところです。
多少大きな声を出したり、走り回っても身内なのでそこまで気になりませんし、子供が早く帰宅した時なども親世帯に人がいれば安心です。

二世帯住宅で大変なのは両親や祖父母との意見の擦り合わせです。
一世帯であればパートナーと意見を合わせるだけで良いですが、二世帯以上となるとそう簡単にはいかないので予定のある方(特に両親側のこども)は覚悟した方が良いです。

あと、パートナーのケアも最重要部分です。
干渉してこない両親だったとしても1Fまたは2Fに両親がいる気配を感じるとストレスが増える可能性もゼロではありません。
家づくり中での意見も言いづらくなるので、必ず一番の味方になって物事を進める必要があります。

他記事で記載したこととも被るかもしれませんが、老後どうするかは考えておかなければなりません。

二世帯住宅となると需要は減ってしまうので、単純に売るという選択肢は取りづらいと考えています。

・家と土地を売却する
・家は解体して、土地だけ売却する
・家のみ売却する
・家を貸す
・子供と二世帯住宅として住む
・子供に譲って、マンションか施設に住む

30代前半で老後まで考えることになるとは思いませんでしたが、二世帯住宅にするのであればこのような選択肢があると頭の片隅に置いています。

現在の地域または地方に行く選択肢

これまでの4つの選択肢は引っ越し予定地域での話ですが、今住んでいる地域に住み続けるか家賃や土地などのコストが低い地方に住むという選択肢も考えました。

結論:なし

理由としては今の仕事の立場/状況的に天災等があったとしても会社に行かないといけないので近場に住む必要があるのが大きいです。

ここだけの話ですが、「土地を手放すのが惜しい」という両親・祖母の意見が心のどこかにあるのと長男ということの謎の責任感があるのも本音です。子供にはこの負担はさせたくないですね。

現在の地域であれば約5年ほど住んで街の治安情報やサービスも知っていることもあり、住みやすいと感じているので選択肢として完全にゼロではないです。
ただし、人気の街なので引っ越し予定地域と同じく一軒家を買う場合は土地代等は高額になります。

地方に住むのは車も持っていないし、その土地のことを新たに知ったりご近所付き合いをするのは疲れそうなのでやめることにしました。
子どもの予定もなく、もっと若ければ考えたかもしれません。

まとめ

将来の住み方の選択肢については年齢とともに減っていきます。

選択肢がたくさん残っている若い頃に考えておくだけで、将来後悔しないように準備することができたと今回の家づくりで痛感しております。

まだ契約成立していませんが、おそらく我が家は二世帯住宅になる予定なので進捗があればnoteにも書いてみますね。

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