なにしよ空間

虚構を新軸とするこれからの建築を考える学生。 興味→デジタルと親和する形態・錯視錯覚・…

なにしよ空間

虚構を新軸とするこれからの建築を考える学生。 興味→デジタルと親和する形態・錯視錯覚・行為と共に立ち上がる空間・持続可能な空間とコモングラウンド・アフターコロナの建築家とは

最近の記事

虚構がとけた空間:併次元現実とは

虚構と建築空間の可能性を探る記事が連続します。以下、私の卒業論文の内容を簡単にご紹介させていただきます。 現実と非現実が混ざった現実を、「併次元現実」と名付けています。その定義付けのため、現実を「空間的現実」、「時間的現実」、「物質的現実」の三つに分類してみました。すべて交わった中心部分が純粋な現実となります。 「空間的現実」:本人がその場にいること、その場所が現場である、あったこと。 「時間的現実」:本人のリアルタイムを使っている、他人とリアルタイムを共有する、時代錯

    • 渋谷って三次元都市を超えて新たな〇〇

      今回から何回かに分けて、卒論のテーマである現実と非現実を併せ持つ併次元現実について軽〜く布教していきますのでよろしくお願いします。 「 渋谷って、ゲームとかアニメとかで何回も取り上げられているからさ、そこら辺の日本人よりも外国人の方が詳しかったりするんだよね。」 これは留学生の友人とたあいのない会話をしていたときにポンと聞いた話です。確かに最近のアニメは忠実にその場所の看板や店、その雰囲気を見事に描き上げているものが多いですよね。実はこの記事のトップ写真に拝借した、階段上

      • 2020現在、建築四年生。

        はじめまして! コロナ期に一人閉じこもって悶々と考えたことを発散したく、noteを始めました。MAU→YGSAに進学予定の建築学生です。ここでは、建築や空間について常日頃思うことを綴ろうと思っています。加えて、卒論と卒制のテーマである、現実と非現実を併せ持つ現実を併次元現実について公開、分析します。虚構も同時設計する建築家を目指しています。言いたい放題かもしれませんが、よろしくお願いします!

      虚構がとけた空間:併次元現実とは