短歌#12
もやのよう 君の優しさ 晴れて消ゆ それみたことか 女の友情
人を信じるという事はとても難しくて、信頼していても一瞬で築き上げてきたはずの何かが崩れて粉々になって、なかったことになることもある。
それを許せるのか、許せないのか、やっぱりそうなるのかと諦めるのか、忘れてしまうのか、人それぞれだが、多少なりとも心の傷になる。
この歌は、自分に優しくしてくれる人なんて稀なのだと、日ごろから言い聞かせている女の子の歌。そしてやっぱり、裏切られたじゃない、と感じた時の心の嘆きの歌。悲しくて悔しい歌。
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