はじめにメロディありき。
趣味で作曲をしていると、「音楽理論」を避けては通れない。楽器をはじめたばかりの大学生だった自分は図書館やネットの情報をかき集めて音楽理論を少しずつ学んできた。プロのギタリストのYouTubeなどと比べるとふわっとしているけど、なんかはじめてみたいけどな、どうしようかなと悩んでいる初心者向けになら何か書けるかもなと思い、今回からコツコツと記事を書けたらなと思ってます。
音楽は三つの要素でできている
ここでは「音楽作ってみたいな」くらいに思っている人に向けて書いていくので、ご了承くださいね。
さぁ音楽と一言でまとめてしまってますが、民謡からオーケストラから環境音楽なんてものまで、この世は本当にたくさんの音楽で溢れています。作ってみたい音楽がどのようなものなのかによって細かい部分は変わってきますが、まずは超・基本的な要素を紹介していきます。
音楽はリズム・メロディ・ハーモニーの三要素で出来ていると言われています。
まず、リズムは拍、テンポのことと思ってください。
次にメロディ。精密採点で表示されるライン、ボーカルが歌ってる音程などでイメージしてください。
そしてハーモニー。ハモリが連想しやすいですが、バンドでいうボーカル以外の楽器隊の音(ギターやピアノの伴奏)と思ってください。
この3つをおさえていれば、とりあえず曲は完成します。いいか悪いかは後で考えましょう。
これらの三大要素を最低限おさえたものとしては、ピアノやギターの弾き語りがあります。あれらにはドラムなどのリズム楽器はありませんが、リズム≒テンポだと考えれば、
「一定のリズムを保って、伴奏がある中で、メロディを歌う」となりますので、三大要素をおさえています。
ここまでがわかっていただけたら、実はあとは早いんです。
自分はこのことに気づかず、理論の迷子になってしまったのですが、結論はこうです。
「鼻歌(メロディ)から曲を作るのが一番理論を学びやすく、使いやすい」
はい、もうこれですね。メジャーとかマイナーは正直後からでいいんです。コード進行とかも後回し。まずはメロディです。お気に入りの曲のメロディでもいいんで、まずはメロディをフフフンと鼻歌で適当に歌ってみましょう。
話の続きをするために、何か思い出しやすいメロディの曲を例にあげながら進めてみますね。
「さんぽ」でいきましょうか。
「あーるーこー、あーるーこー、わたーしはーげーんきー」と口ずさんでみると次の話が理解しやすくなると思いますので、口ずさんでみてください。
口ずさんでもらえましたかね?頭の中でもいいのでそのまま続けてください。
続けてもらってる最中でもう一度「さんぽ」歌詞をみてみましょう。
「あるこーー、あーるこーーわーーたーしはげーーんーーき」
どうですかね?頭の中や口ずさんでいる原曲のメロディと比べると違和感がありませんでしたか?
ここで伝えたいのは……
「メロディを口ずさんだ段階で大まかなリズム(テンポ)も生まれている」ということなんです。
細かい数値(bpmといいます)まではわからなくても、ゆったりなのか速いテンポなのかくらいは鼻歌の段階でもう無意識に作れてしまってるんです。
というわけでここまで書いたのをまとめると……
「鼻歌で適当に歌えば、メロディとリズムは完成!あとはハーモニー!」
という段階にくるわけです。
ここではじめてコード(和音)というものの学習がいきてきます。
いきなり、和音から学んでも、何のために使うのかがわからなければ意味がないですからね。
コードは奥が深すぎて、もうほぼ闇ですので、深みに入りすぎない程度に説明ができたらなと思ってます。
実際の演奏とともに説明できたらいいかな。
とりあえず今日はここまでです!!
とにかく、難しく考えずに鼻歌から始めてみましょう〜!
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