![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65439361/rectangle_large_type_2_0a0f58cfc880643e2403c32034bb881b.png?width=800)
朝井リョウ著『スター』の感想
朝井 リョウ著『スター』早速読みます。今度は線引いたり(Kindleですが)、立ち止まって考えたりしながら読もうと思います。 https://t.co/ZE5gt52K2N
— なにがし (@72gashi) October 14, 2021
と言うことで、章ごとに感想を書きだして読んでみました。完全に小説の読み方じゃない気がしますが、自分の中ではこれまで以上に小説を楽しみつつ、色々と考えることが出来て非常に良い読み方だなぁと思いました。特に印象に残った箇所を紹介していこうと思います。
朝井リョウ著『スター』3(12%)
— なにがし (@72gashi) October 15, 2021
星野料理長の動画が100万回再生、観客動員数100万人突破、数字と言うのは大小が明確で比較し易いけど、それが本当に比べるべき数字なのか、優劣をつけるべきでないものに優劣がついているように錯覚していないか、と言うのはよく考えたいところ。#読書感想
朝井リョウ著『スター』13(86%)
— なにがし (@72gashi) November 8, 2021
可処分時間をコンテンツに消費するのではなく、意義あることに使いたいというのは分かるけど、意義あることで人生を埋めるのってしんどいのではないかと、根がグータラしている私は思わずにいられない。本人がいいならもちろんいいんですけどね。#読書感想
朝井リョウ著『スター』15(97%)
— なにがし (@72gashi) November 10, 2021
あらゆる正解(多様性)が許容される世界では、他人の正解以外を否定したり、自分の正解を声高に叫ぶことには意味がないので、自分のこだわりを語れるようになることが大事なのかもね。#読書感想
これは、特にクリエイターに限った話ではなくって、正解や正道が無くなった世界で、他人の正解を否定するってのはアホっぽいので気を付けたいところ。ただ、人類が今まで積み上げてきたものの上に成り立っている科学は例外だと思うけど。
朝井リョウ著『スター』16(100%)
— なにがし (@72gashi) November 10, 2021
多様性が許容されるようになった社会でモノづくりをするということへの心構えが書かれていて、さらにストーリーもいい。なんか最後の方鳥肌立つもんね。#読書感想
モノづくりをする観点から言うと、尚吾が作中で言っているように目の前のコホートに向かって投げ込むものでも、外の人に対しても胸を張れるようなものにしたいものです。優れているというわけでなくてもコンテンツは越境し易いものだと思うんですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?