マガジンのカバー画像

多分、本に書いてあったこと

65
本を読んでおっ、とかハッ、とか思ったことを書きます。
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

みんなが知ってることは、知らなくても誰かに教えてもらえる。

完全にタイトルの通りなんですが、みんなが知っているような常識的な事柄と言うのは、自分が把握していなかったとしても、「わからないから教えて」聞くことができるのであれば、誰かに教てもらえるのだから、あえて押さえておく必要は無いと言う内容。  私としては、世の中の流行についていこうと思うとTV見たりSNS見たりで結構な工数がかるので、たまにこれを思い出して、誰かに聞けそうなことは切り捨てて行こうと思っています。  常識的な物事を知らないのが恥ずかしく、他人に教えを乞うことができ

グレタさんと晴敏さん

 グレタ・トゥーンベリさんは2019年の顔といってもいいでしょう、彼女の主張やそれをめぐる周りの反応に私は既視感を覚えました。「私たちの未来を返してください」「経済の歩みを止めるわけにはいかない」「彼女は怒っているだけだ」これは2011年の震災以降に日本で起こった、原発への反応と似ているのではないでしょうか、原発を止めると経済が停滞すると主張するエコノミストや、私は騙されていたと全ての原発を廃炉にすべきだと主張する元政治家、子供たちのために住みよい地域を残したいと訴える親、日

今までとは違う?機械に仕事を奪われる可能性について

過去にも機械によって仕事が奪われると言われた事はあった、しかし機械化により新たな仕事が創出され、人々は畑から工場へ、また工場からスーパーマーケットへと職場を移し働き続けることができた。今回のAIによる仕事の変化でも例えば、アメリカ軍では無人のドローンを運用するため、多くの新たな職種が生まれ約30名分の雇用が生まれたという話もある。 ただし、だからといって安心出来ないのが現代人の悲しいところだ、機械化によって農業から工場へ移動した人たちは、少しの学習コストで新たな職場に就くこ

テロリストにジャイキリさせないためには

テロリストは理解できない理に則って生きてるんだ。と思っていた時期が私にもありました。 個人についてはわからないけれども、集団としてみればテロリストは非常に理にかなった行動をしているんだというのが今回のお話。 テロリストというのは、牛にアブが挑んでいる様なもので全く歯が立たない相手を倒そうとしている人たちのことを言う。そもそも対等に戦える相手であれば、軍事行動に出れば良いのでテロ行動にはならない。 アブが牛を正攻法で倒すことはできないので、耳に入ってブンブン騒いで恐怖に駆