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首筋と腰が痛い時にぐりぐり

首筋が凝ったように痛む時があります。腰が張るように痛む時があります。

仰向けに寝て、手をげんこつにして、首と枕の間に入れてぐりぐり、腰の下に入れてぐりぐりすると、だいぶ気持ちよくなります。しかしげんこつにした手が結構疲れます。

もっと良い方法が無いかと、硬式テニスボールをげんこつ代わりに首や腰の下に入れてぐりぐりしてみました。かなり気持ちいいのですが、時々ボールがずれたり転がっていってしまうので、今一つ満足感が得られませんでした。

というわけで、何か良い方法が無いかと考えていた時、むかしむかし実家にあった「中山式快癒器」というものを思い出しました。実家にあったのは2球式と4球式のセットで、実家に住んできた頃、若かった私は使う機会はありませんでしたが、思い出してみるとなんとなくいつも身近にあった気がします。小さいころは少し動く球の部分を触って遊んでいた気もします。

子供ながらになぜか箱に入っていた説明書をよく読んで、「中山さんという人が発明したから「中山式」と呼ぶんだ。中山さんが一生懸命開発したんだ。すごいなー」と、なにがすごいのかはよくわからぬままに、何となく記憶に残っていました。

たぶん実家だけではなく、友達の家や親せきの家でもこの「快癒器」をよく見かけたような気がします。

中山式快癒器

首筋が痛くて、腰が痛くて、テニスボールに逃げられて、「中山式快癒器」を思い出しました。

今でも売っているのだろうかとネットで調べてみると、驚いたことにもっとパワーアップして、名前もおしゃれになって販売されていました。

実家にあったものはいたってシンプルでしたが、今のは球の高さが調整できたり、球の下にばねが入ったりと、いかにも効き目がありそうで、思わず、ポチっとしてしまいました。

「快癒器」の進化にも驚きましたが、会社の名前が「中山式産業株式会社」と「中山」ではなく「中山式」だということにも驚きました。中山さんの開発した「中山式」へのこだわりを感じます。

おかげさまで、毎日、私の首と腰をぐりぐりとほぐしてくれています。

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