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記事を取り上げていただきました。

先日私が書いた記事を、技術士の鉄観音重工さんの note の中で取り上げていただきました。大変光栄です。ありがとうございました。

私は技術士二次試験を初めて受験する時に、いい気になって応用理学部門とそれを選択科目とする総合技術監理部門 (総監部門) を併願しました。いずれは総監部門も取りたいと考えていたので、それなら一気に挑戦してしまおうと思ったのです。

総監部門以外の技術部門に合格していれば、総監部門の選択科目は免除されて受験できるので、総監部門は別の年に受ける人の方が圧倒的に多いと思います。

技術士二次試験は2日間の日程で行われます。総監部門の必須科目は1日目、総監部門の選択科目 (つまり総監部門以外の一般技術部門の必須科目と選択科目) は2日目でした。

総監部門の必須科目と総監部部門の選択科目にあたる一般技術部門を同じ年に併願受験して、総監の必須科目と選択科目の両方で合格点をとると総監部門にも一般技術部門にも両方合格したことになります。

総監必須科目が合格点に達していなくても、選択科目が合格点に達していれば、対応する一般技術部門には合格したことになります。

面倒くさがりの私は、いい気になってこの併願にチャレンジして、その年は応用理学部門には合格したものの、総監を取りこぼしてしまいました。

あきらかに「総監リテラシー」が不足していました。総監の慣れないキーワードに翻弄されていましたが、私に本当に足りなかったのは、腹にすわった「総監的な考え方」と「技術士としての心構え」だったのかもしれません。

2度目のチャレンジの前にそこに気が付いて、勉強方法を軌道修正することによって、なんとか総監部門に合格することが出来ました。

総監部門の資格としての価値はともかく、「総監リテラシー」を体系的に意識できたことは、その後の技術者生活で大いに役立ったと思います。


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