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伝説のアマンリゾートを作り上げたエイドリアンゼッカの生涯〜後編〜

こんにちは!ケンチクチャンネルのタカです!
今日はエイドリアンゼッカさんの生涯の後半を話していこうかなって思います。

自分が創ったアマンを手放したゼッカさんだけど、このまま黙ってはいなかった。これまでの人脈やら経験をフル活用して、アマンを超えるホテルを創ってやるぞーって。
そして、マーハリゾーツっていう新しいホテルチェーンを立ち上げることにします。


そんな中、ゼッカがいなくなったアマンの人気は低迷していき、周りからはゼッカさんがいなくなったアマンなんてもうアマンじゃねーよーってな感じでね。


2000年、大投資家タダニさんが、ゼッカさんアマンに戻ってきてよーって、アマンの株を買い戻してあげて、ゼッカをアマンに戻したんです。
2年ぶりに戻ってきたゼッカさんは一軒一軒すべてのホテルを訪ね歩いて総支配人たちとこれからのビジョンについて話し合います。
こんなことができる経営者はただものじゃねーなーってことで、そりゃあ周りの人も彼についていきますよね。
2年前にゼッカさんが去ったときに多くのスタッフが辞めていったから、以前のアマンに戻すのに、必死だったんでしょう。
同時に以前から準備をしていた「マーハリゾーツ」を開業してCEOに。2001年にメキシコのグアダラハラから車で2時間の場所に「マハクア」を建設します。
二つのホテルブランドの経営をするなんてどんだけハードスケジュールやねん。


だけれどゼッカさんはまたアマンを去ることになります。もうアマンの時代ではない。新しいスタイルのホテルを創るぞーって、つくったホテルブランドはアゼライ。


2017年エイドリアンゼッカ84歳の新たな挑戦。コンセプトは「手の届く贅沢」。


宿泊費はアマンほど高くはないけれどサービスやクオリティはそのまま。シンプルなデザインは健在で、これからの動向が楽しみなブランドですね。
ゼッカの挑戦はまだまだ終わらない。
80歳を超えても挑戦し続けるおじいちゃんに私もなりたいものです。ってかやばすぎでしょ。


っということで今日のお話はこれまで。いかがだったでしょうか。挑戦することに勇気をくれる彼の人生だったのではないでしょうか。
それではまたお会いしましょう。ケンチクチャンネルのタカでした。それではさらばだ。

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