南湖ハウスってどんなところ?(学生スタッフゆきちが見た世界)
こんにちは!南湖ハウス学生スタッフのゆきちです✨
いつもは南湖ハウス代表、松本素子さんはじめ、事務局の方が記事を書かれているのですが…今日は初めて、しがない学生スタッフ、ゆきちが書かせていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ
まず簡単に自己紹介を…
私ゆきちは、関東の大学に通っている大学2年生(女)です!
大学では生物を専攻しているのですが、将来は社会的養護出身者向けのアフターケアに携わりたいと思っていて、南湖ハウスで学生スタッフとして主にユースサロンに参加させていただいております💪
なぜ私がアフターケアに携わりたいかと言うと…私自身が児童養護施設出身の当事者だからです!
南湖ハウス代表の素子さんたちが、お話会などのイベントや各種広報で「社会的養護出身者への支援がもっと必要である」とおっしゃっているのですが、これは私も身をもって体感していることで、実際、私と同じ施設を巣立った仲間たちも生活に苦労しています(+_+)
そこで、社会的養護を経験した私だからこそできることはないだろうか…と思い、学業と並行して南湖ハウスで修行させていただいております。
自己紹介はこのくらいにして…
そんなゆきちですが、今月9/18,19に南湖ハウスにお泊りをさせていただきました!今日はそのときのエピソードをいくつかまとめようと思います!
いつもはイベントのお知らせメインなnoteですが、今日は南湖ハウスの雰囲気を楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです♪
~広報の打ち合わせ~
南湖ハウスに着いて、まず広報の打ち合わせをしました!
南湖ハウスは、今みなさまが読んでくださっているnoteの他に、Twitter、instagram、Facebook…他にも色々なSNSをしています。
SNSはたくさん更新してなるべくたくさんの人に知ってもらうのが大事!!しかし、事務局のお三方はお忙しくて高頻度な更新はできないのが現状💦
そこで、私が少しでもお手伝いできないか、ライリーさんと打ち合わせをしました!
普段何気なく使っているSNSですが、「発信者」という視点から考えると、
・何を発信したら興味を持ってもらえるか
・ターゲットは誰か
・どう表現したら伝わるか
などなど…考え出したらけっこう難しかったです(;^_^A
とりあえず、TwitterとInstagramの広報を担当させていただくこと、またその内容について決定しました!
「目指せ、毎日更新!」ですが、ライリーさんが、
ライリーさん「ゆきちさんの無理ない範囲で大丈夫ですからね!ゆきちさんがハッピーな形で南湖ハウスに関わっていただけると嬉しいです!!」
と言ってくださって、今はゆっくり亀さんペースで更新しています(笑)
よかったら、note以外のSNSも見てみてください✨
~生地には○○入り!?手作りパンプキンタルト~
広報の打ち合わせをしたあとは、甘いお菓子!
ということで、お昼にパンプキンタルトを作りました🍩
レシピは素子さんが持っているもので、完全自家製!!
素子さんの指示に従って、ライリーさんと一緒に作りました(*´ω`)
寄付でいただいたり持ち寄ったりしてくださったおかげで、南湖ハウスのキッチンは充実してました!
私自身、家でお菓子作りをするときは生地を手でこねたりオーブンレンジで焼いたりするのですが、
南湖ハウスのキッチンでは、生地をこねる専用の機械(ミキサーに似てました)があって、それで小麦粉や卵を入れるだけで生地ができちゃう画期的なシステムになっていました(笑)
生地をこねているとき、素子さんがゴソゴソと袋に入った粉を持ってきました。
ゆきち「素子さん、それは何ですか?」
素子さん「あ、これは米ぬかだよ!」
え、米ぬか…?
話を聞けば、もじゃさん宅に導入した精米機で精米した時に出た米ぬかだそう( ゚Д゚)
小麦粉の量を減らして、代わりに米ぬかを入れて、生地が完成!
ここでオーブンの登場!と思いきや、やはり南湖ハウスは充実のキッチンなので、今度はお釜が出てきました(笑)本格的!!
生地を焼いて、かぼちゃのクリーム(私が米ぬかでびっくりしているときに素子さんとライリーさんが作ってくださってました)を入れて蒸して、
完成👏
お味はどうかな…
うん!おいしい!!
生地は米ぬかが入っていますが、全く米ぬか感がなかったです👍
かぼちゃも甘い💛
一人でこんな豪華なお菓子を作ることはないので、楽しいお昼になりました!
~パネル展示@松林公民館の道中で~
先日Twitterにもアップしましたが、茅ケ崎市立松林公民館にて絵のパネル展示をさせていただきました!
その道中(素子さんとライリーさんと行きました)で、嬉しかったエピソードがあるので紹介します!
車で向かっている途中、ライリーさんに不意に、
ライリーさん「ゆきちさんは社会的養護出身者向けの居場所をしたいそうですが、理想の居場所はどんな居場所ですか?」
と尋ねられました。
私は父も母もおらず、児童養護施設に入ったのが高校生になってからだったこともあり、退所後も信頼できる大人(私は勝手に「こころの家族」と呼んでいます)が周りにいませんでした。
結局、退所後は孤立。周囲の人に「家族いないんだよね~」なんて気軽に言えるわけがなくて、結局相談もできないままうつ状態に陥り、入院、休学、留年に至ってしまいました。
振り返って考えると、もし退所後でも信頼できるこころの家族がいたら、こんなことにはならなかったのでは。苦しい思いがなかったのでは。と思いました。
だから、もし居場所づくりに携わるなら、社会的養護出身の子どもたちにとって、こころの家族になれる居場所にしたい。
この思いは誰にも話したことがなかったのですが、ライリーさんに聞かれて、私はそう答えました。
すると、車を運転しながら聞いてくださっていた素子さんが、
素子さん「そうなんですか!握手してもいいですか!?」
と嬉しそうにおっしゃってくれました。
聞けば、素子さんも里親を10年以上続けていてそう思ったそう。
勇気を出して言ってよかった…と思った瞬間でした(^^)
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
とても濃密な2日間だったのでまだまだ書きたいエピソードはあるのですが、今回はここまでにしたいと思います!
南湖ハウスの雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです💛
noteでは、月ごとのイベントも確認できるので、ぜひ他の投稿もチェックしてみてください!
Twitter、Instagram、Facebookなど、他のSNSの投稿も良かったら覗いてください(*´ω`)
それでは、また。
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