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【4年・7期生】2022年4月27日 春学期第3回ゼミ

暑かったり寒かったりして、寒暖差にすっかりやられてしまっているE.Sです!
せっかくのGWなのに、天気も全然良くなりませんね泣
最終盤には天候も回復するだろうとのことなので、大学の友人と旅行にいこうかなんて思ってます!

そんなこんなでGDZ2021を乗り越えた南後ゼミでは、予定通り4年生第一回目の「卒論進捗発表」が行われましたので、その内容をまとめていきます😗

〈活動報告〉

① K.H さん
『レトロ景観としてInstagramに投稿される観光スポットの分析』

レトロな、つまり"懐かしい"として現代人が感じる景観とは一体どんなものか。
この疑問を着想として、SNS世代を対象に、レトロな場所としてInstagram上に投稿されるエリア/スポットの分析から、レトロの構成要素を体系的に理解しようというのがこの研究です。
しかしこのリサーチ方法で壁にぶつかってしまった様子。
というのもInstagramのインターフェースが変更されてしまったため、投稿から位置情報を取得することが予定していた分析ツールでは不可能になってしまいました。
研究内容だけでなく、研究方法でもさまざまな困難がある。
やりたいことを十二分にできないというのも卒論の醍醐味ですかね^^;

② S.W くん
『東京の「異空間」葛飾柴又の今後の展望ー持続可能な観光推進ー』

ドラマ「寅さん」で一躍有名になった葛飾柴又を対象として、サスティナブルツーリズムへと動き出す街づくりのあり方を観察し、行政や住民など様々なステークホルダーの思惑や課題を浮き彫りにしたいというのがこの研究。
実際に商工会の方にインタビューをおこなっているようで、今後は葛飾区の観光課なども加えて、取材を継続していくようです。
彼はインタビューに備えて先行研究を読み込み、実際のところどうなのかと話を聞いたそうなのですが全くのデタラメだと跳ね除けられてしまったようです。
実際のところはわかりませんが、質的調査は調査対象が少ないので個人的な意見(バイアス)に影響されやすくなってしまうんですよね。
あくまで客観的、かつ論理的な研究結果を導くには、前途多難な気がしますね^^

③N.M さん
『日本のアニメ映画における庭の表象』

我々が住む家にも庭が備え付けられているわけですが、その庭はとても人工的で、
「意図的に作られた自然空間」と言えるでしょう。
またそれと同じように、日本文化とも言えるアニメーションも、いわば理想の世界を自由に体現することができる作品と言えるでしょう。
彼女はこの二つを掛け合わせて、”理想を目指して作られた人工的な自然が、より加工され理想像としてアニメーションに昇華した時、舞台装置としてどのような機能を果たすのか”というのがこの研究が明らかにしたいことです。
しかし庭といっても、新宿御苑といった公共の庭や家にある家庭の庭、さらにショッピングモールの中庭など様々な種類があり、特に実際の家庭の庭がアニメにどう加工されてるかなんて研究のしようがないですよね。
これがこの研究の大きな課題であり、しかしこの研究がより興味深く、かつ重層的になるための分岐点とも言えそうです。
難しい研究ですが個人的にはすごく有意義な研究だと思っています。


もう実際に動き出している人もいて、研究したいことが定まらない僕にはとても刺激的な発表会でした☺︎


〈最近行った場所〉
行った、というより行く予定の場所ですが、長野県の上高地に行こうと思ってます!


長野県は親族の地元で、自然が豊かということをよく耳にして育ってきました!
まだ行ってないので大したことも書けませんが…笑
家に篭りがちな今だからこそ、久しぶりに新鮮な空気を吸ってこようと思いますv

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