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【4年生・9期生】2024年5月15日 春学期 第5回 卒論進捗報告

こんにちは!南後ゼミ4年のI.Hです!

ヘッダーは先日、僕の卒論の研究対象である「三協フロンテア柏スタジアム」にてフィールドワークを行った際の写真です。
スタジアムでの人びとの振る舞いを観察できたことも卒論にとって大きかったですが、何よりこの日は我らが柏レイソルの劇的勝利ということもあり、試合後のお酒が格別おいしかったことが最も大きな収穫でした。


進捗報告に移ります!

卒論進捗報告1人目 Y.Hさん
「明治神宮外苑イチョウ並木から人々が見出す“おしゃれさ”」

今回の発表では対象を明治神宮外苑のイチョウ並木に絞り、文献調査やSNSでの表象について研究することを報告してくれました。

たしかに秋になると、イチョウ並木を背景にした投稿がSNS上にたくさん現れますよね。グループでのディスカッションの際には、「そういう投稿みて初めてイチョウきれいなんだ、秋なんだと感じる」という意見も出ていました。

「自然」×「おしゃれさ」というテーマは、自然におけるおしゃれさを定義することが難しい一方で、オリジナリティの感じられる面白い題材だと思うので、今後の展開も楽しみです!

卒論進捗報告2人目 M.Kさん
「2.5次元ミュージカルにおける劇場空間の在り方」

一貫して2.5次元ミュージカルを研究しているM.Kさん、今回は2.5次元ミュージカルの歴史を中心に取り上げてくれました。

その中でも、原作を大切にする「原作至上主義」と役者を大切にする「役者至上主義」に作品を分類できるのではと考え、2.5次元ミュージカルの元祖とも言える『テニミュ』は「偶像至上主義」と表現できるのではないかと提言してくれていました。

ディスカッションでは「至上」という言葉が排他的な印象を与えるのではないかという意見がありましたが、2.5次元ミュージカル作品をカテゴライズしたうえでどのように劇場空間のリサーチに落とし込んでいくのかが非常に興味深く今後も楽しみです!

卒論進捗報告3人目 Y.Nさん
「Instagramの写真投稿を起点とした消費行動と都市における「消費対象」の成り立ちーK-POPアーティスト来日時の投稿事例から」

InstagramにおけるK-POPアーティストの投稿から、場所に新たな付加価値が生じる現象に関心のあるY.Nさんは、今回の発表から「消費行動」に研究の焦点を当てています。

個人的に特に興味深かったのは、韓流ファンダムの実態を探るために、韓国アイドルを応援するLINEのオープンチャットに潜入するというフィールドワークを行っていた点です。
オープンチャットにそのようなコミュニティがあることに驚きましたし、そういった環境に飛び込むことでこそ、卒論をリアリティを持った内容で肉付けできると感じました。

Instagramも韓国アイドルも、令和の文化を語る上で欠かせない要素になっているだけに、どんな研究になるのか今後もすごく楽しみです!


最近ハマっているもの

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」のビジュアル(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

『名探偵コナン』の再ブレークが起きています。
もともと小学生までは単行本すべて買いそろえるほどのファンだったのですが、あるときから急にその熱が冷めてしまっていました。

しかし最近、Netflixで劇場版の全作品が一挙公開になったことをきっかけにコナンブームが再び巻き起こり、先日は最新作を映画館に見に行ってきました。

個人的にコナンの最大の魅力は、高度なトリックや推理でも、どんなピンチでも理不尽に生き続けるコナンくんでもなく、多様な登場人物間での恋物語にあると感じているので、最新作での平次と和葉のラストシーンには22歳ながらトキメキました。

歳をとっても、恥じらいなく純粋な心を楽しめる人で在り続けたいですねと、きれいにまとまったところでおしまいにします!


次回も進捗報告です。お楽しみに!

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