箱根駅伝2022〜日本体育大学〜
日本体育大学
往路16位 5:32:07
復路19位 5:39:04
総合17位 11:11:11
初出場から途切れる事なく出場が続いています。
しかし今大会は往路復路ともに厳しい展開、
17位に沈んでしまいました🏳
区間配置と、その戦略
1区に高津くんを配置したのは意外でした。
計算では最低限で粘ってくれれば藤本くんで
順位を上げられる、そして3区4区とスピードの
ある2人に期待する…と言う感じでしょうか🤔
この戦略には2つの前提条件があります。
①1区で遅れるのは仕方ないが、その差を抑える事
②2区の選手が実力者であり、かつ好調な事
と言う戦略だったのですが…
誤算
結果だけ見れば、これは失敗だったと言えます。
1区を終えて、学生連合も入れて20番目、3:18差。
すぐ前に順天堂がいたのは救いでしたが、
38秒差の駿河台の前は1分以上前にいました。
藤本くんは順天堂の三浦くんと競り合いながら
順位を5つ上げる力走を見せてはくれました。
しかし、1区の傷口はやはり大きすぎたようです🏥
これは専修辺りでも書いた気がしますが、
エースが10位前後まで順位を押し上げて後続の
選手に「駅伝の流れ」を与えると言うのが
シード争いの上で重要ではないでしょうか?
この時に重要になってくる区間はどこか。
エースが力を出すのは大前提として、私が思うに
勝負を握るのは「1区」に間違いないと感じます。
しかし今大会、結果的には大きく出遅れました。
1番の実力者である藤本くんが走り終えて14位です。
この時点で苦しい状況と言わざるを得ません。
3区の大畑くんはタイムや順位以上に
前とのタイム差を詰める見事な走りでしたし、
4区の分須くんも順位こそ落としましたが、
失うタイムは最小限にとどめる事ができました。
5区の吉冨くんが少し終盤失速してしまいましたが
10位とは3分差以内に何とか収まってゴールします。
誤算②
6区は予選会でチーム2位の盛本くん。
実力者をここに配して仕切り直し…
の、はずだったのですが。
一斉スタート組からもどんどん遅れていきました。
20番目を走る専修からも1分半以上離れてしまいます。
こうなってしまうとやはりどうにもなりません。
7区から9区まで区間19位、戸塚と鶴見では
繰り上げスタートとなってしまいました😥
その中でアンカーの佐藤くんが一緒にスタートした
山梨学院と競り合いながら区間12位と意地を見せた
のはひとつ賞賛に値するように思います👏
何がいけなかったのか
ひとことで言うなら「選手層」でしょうか?
出走できなかった主力もいましたし、適任者を
1区に置く事が叶わなかった事が致命的でした。
高津くんも決して悪すぎた訳ではないのですが
今年の1区はご存知の通り超高速レースとなり、
さすがに荷が重すぎたように思います(´•ω•`)
99回に向けて〜興廃の危機〜
また、現在の主力層は多くが3、4年生。
下級生の突き上げがないと連続出場も最悪の場合
危うくなって来るかもしれません。
ですので、2022年が大きな勝負になります。
ここで新3年以下がどれだけ成長できるかが鍵、
上手く行った際は藤本くんと言う大砲もおり
本戦でも期待が持ててくるかも知れません。
ただ、逆に………(ry
2022年の注目選手
分須尊紀(新2年)
2022箱根 4区15位(1:03:31)
1年生で唯一箱根を走った事でわかるように、
下級生では1番実力があると考えられます。
この1年で彼がどれだけ成長して、藤本くんの
負担を少しでも減らせるかが注目点です。
1区を任せられるくらいになれば最高ですね🥰
ハクナマタタ
次回は山梨学院大学です。そのうち書きます。