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ゴミ捨て ところ変われば。

日本で自主隔離中、日本でのゴミ分別を体験しました。実家のある大阪に短期間滞在する折に、母親が仕分けている様子は見ていましたが、滞在先(東京)では更に細かく分けて出すようになっていました。

ネットで検索すると一覧表なるものが出てきたので、文書を保存して都度確認するようにしていましたが、今見てもリストアップされた内容の細かさに感心します。食材が入っているプラスチックの容器とは別に、しめじの容器はどこに分類されるか書かれてあったり。

頭が慣れるまでちょっと大変だったものは、食品トレイ。

プラマークが書かれていても、発泡スチロール素材で出来ている(爪楊枝が刺さる、と表現。これも分かりやすい)ものは資源ゴミ。爪楊枝が刺さらないもので、プラマークが書かれてあるものはプラゴミ。でも油汚れが酷いものは、燃やすゴミに。

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中国でもゴミ分別は行われていて、導入時期は地域で違うのですが、上海では一昨年後半から昨年に掛けて徐々に導入地域を広げていきました。ゴミ箱の写真が手元になかったのですが、上の分類表の色に合わせ見分けがつけやすいようにされています。

日本とちょっと違うのは、湿垃圾(しーらーち:水分のあるゴミ)と干垃圾(がんらーちー:乾燥したゴミ)という名称で日本でいう燃えるゴミを更に分類していること。内訳も微妙に違っていて、表にはありませんが、小骨は湿垃圾、豚骨など大きな骨や貝殻は干垃圾扱いになります。ゴミ処理の粉砕時に妨げになりそうなものを干垃圾として分けるようにしているとのこと。

中国では支払いもですが電子化が進んでいて、このゴミ分類についても、携帯向けの市の公式サイトから容易に検索が出来るようになっています。

今回、アメリカに住むことになり、どうやってゴミを出せばいいのか調べていました。環境保全に努めている国という思い込みが強かったのですが、分け方を見る限り、そこまでもない??と思い直すことに。

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私が住むことになった地域では、リサイクルとして回収されるのは、主に4つ。綺麗な紙製品(雑誌、新聞、ダンボール等)、ビン類、缶類、それとプラスチック製品。

プラスチック製品については、ジュースなど飲料が入っていたものや洗剤が入っていた容器はリサイクルOKなようです(#1,#2,#5)
食品が入っていた容器は、日本だとプラ表記されているものはリサイクル品として別途回収していましたが、どうもなされていない模様。(アメリカにお住まいの方で、こちらの地域では回収してますよ、という方お知らせください)

追記:同じ地域に長く住む大先輩に聞いて見たところ、「(食品が入っていた)プラスチックは全部リサイクルに入れちゃっていいよ〜」とのこと。ほんとですか〜〜汗

回収もここは週に1度のみのようで、生ゴミの臭いも気になり、生ゴミは生ゴミで分けて回収日まで溜めておくようにしています。食品のプラスチック容器も、日本で洗って出す習慣がついたので、洗って少しでも臭いが溜まらないように。

回収方法は、ネットで検索してみたところ、道路沿いにゴミ箱を出しておくと、回収トラックがゴミ箱を持ち上げて、勢いよく中身を回収していくようですね。実際にその模様を目の前で見ると、びっくりするのかなと思っています。