いつもなにかを思い出すけれど話す相手がいない。でも誰かに聞いてほしい。むしろ、見知らぬ…

いつもなにかを思い出すけれど話す相手がいない。でも誰かに聞いてほしい。むしろ、見知らぬあなたがいい。

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場末のキャバ嬢になった話

あの頃私が好きだったのは、もうすぐ結婚する男だった。 私はいつだって男がいないと立っていられなかった。だからナンパされたら受け答えするし、ついて行ったし、そのまま寝たことだって何度もある。 女の子のお友達もいたのに、どうしても男でしか埋まらない寂しさのようなものがあったんだと思う。 その「もうすぐ結婚する男」は、知り合った頃は全てを隠していた。ひどいね〜。 飄々としていて、それでいて愛情深い人だった。 その時、実は他に大好きな人がいたんだけど、彼女にしてもらえなかっ

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