受験生にとってのノーマスク

今朝は高校受験が多いようで。
受験シーズンですね。

最寄り駅などでの先生や親御さんのお見送りなど
この大変なコロナ禍でも
こういう光景は変わらずあることは
嬉しい。

が。

一人の男子学生。

私がノーマスクで電車に乗ってきた時点で
まるで異星人を見るような感じでびっくりしていて
一応気を遣って（？）ひとつ空いた席に座ったら、
こっちを見ながら車両を移動してしまった。

完全に「恐怖心」が伝わってきた。

ごめんね。

この男の子はきっと
学校や先生、親から散々言われてきただろうし、
学校自体がマスクマスクや行事中止や
いろんな制限を経てきたわけで、

自分が罹患する恐怖や
誰かに移してしまうかもしれない恐怖、
それらと共にこの激変の世界の中で
ようやく今日、受験の日を迎えられた。

それにプラスして
不安を煽るテレビや新聞を見てきていたとしたら
そりゃノーマスクの人は完全なる恐怖の象徴になるわけで。

不安にさせてごめんやで。

でも、
他の女の子は
平気であとから横に座ってきたな。笑

未来を担う若者たちよ、

どうかこの腐った世の中を
腐った大人たちを
軽々と飛び越えていってね。