とあるハッカソンで今話題の印鑑のデジタル化に関するプロダクトを作った話
はじめまして!なんぞー(@nandehu0323)と申します!
今回初めてnoteに投稿させていただきます!
なぜハッカソンで作ったプロダクトの話をnoteで書こうと思ったのかと言いますと、今回のハッカソンの会場がnoteの運営会社であるpieceofcakeさんだったので何かの縁だと思い、noteで書こうと思いました!
今回参加したハッカソンはこちら!
「Firebase Hackathon+もくもく会@pieceofcake HALL」
自己紹介
僕は今回、友達二人と一緒に「チーム多摩地区」という名前でハッカソンに参加しました。
・SEITA (@sei_uchi_mura)
・imajin (@imjnkwb)
チーム名に関しては、3人とも大学は違いますが、多摩地区の大学に通っているのでこの様な名前になりました(笑)
今回のハッカソンでは以下の様な内訳で分担しました
。
・iOSアプリ imajin
・Webフロント なんぞー
・バックエンド SEITA
では自己紹介は以上にして、今回作ったプロダクトに関してお話ししていこうと思います!
なぜ作ったのか?
このプロダクトのアイデアの発端はこの記事からでした。
(引用:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d7b46b3e4b077dcbd5bc5c2)
そう、先日の内閣改造でIT担当大臣となった竹本氏の発言です。
大臣の就任からネット界隈では、大臣のホームページのDNSの話や、関係者の「SNSへの投稿を自らのスマートフォンで行っており問題ない」という発言などで話題になっていました。
これらの発言の中の、印鑑のデジタル化について「対立ではなく、共栄のための知恵」を絞ってみることにしました。
今回のプロダクトは
「はんこ」の体験とデジタルを共存させる
というテーマで開発することにしました。
まず、なぜこの高度IT化社会の中でハンコという技術が残存しているのかについて考えてみました。
僕たちは今回、ハンコが残存している理由の一つについてこの様に考えました。
(引用:「鈴印ブログ」http://suzuin.co.jp/blog/13547.html)
ハンコを「押す」という行為により、双方に責任感が生まれるというものです。
現在、クラウド上で何かしらの申請を承認したり、契約を締結できるサービスは多数存在します。
しかし、そのサービスの多くではボタンを押すだけで承認・締結してしまうものが多いのが現状です。
ハンコを押すというあの独特な責任感をどうにかして、デジタル化しても再現できないかと考えました。
徹底的に再現するなら、印鑑型のIoTデバイスを作成して再現するのが良いのだと思うのですが、今回は1日だけのハッカソンだったのでスマートフォンアプリを用いて、捺印の独特な責任感を再現することにしました。
実際の利用画面
まず、利用の流れについて。
PC側で契約書類や申請書類のPDFを各所項目を埋め、アップロードします。
次に、捺印申請がアプリに届き、書類を確認して「レッツ捺印♪」です!
技術のはなし
次に技術的な話をしようと思います。
全体的なアーキテクチャーとしては、Firebaseのハッカソンだったのでいろんなサービスを使いました。
・Firestore
・Auth
・Cloud Storage
・Cloud Functions
・Hosting
肝心の捺印のロジックとしてはブロックチェーンを用いており、個人端末一つ一つに秘密鍵を紐づけておいて、それを使って署名することでその人が捺印したことを証明するという形になっています。
アカウントと個人の紐づけについては、今回はGoogleアカウントと紐づけるという方法を取っています。
以上が今回作ったプロダクトについての説明です!
最後に
今回、ジョーク的な意味や話題性も鑑みてこの様なプロダクトを作るに当たりました。
発表会の時には、みなさんいいリアクションをしてくださって思惑通りになってよかったと思いました😎
結果的には優勝を逃してしまいましたが、自分たちのつくたいものを自分たちが納得できるクオリティで発表することができたのでとても満足しています!
懇親会の時には、Singularity Societyの中島さんやFirebase Japan User Groupの村本さんに今回のハッカソンで優勝できなかった理由なども客観的に指摘していただき、自分たちの作りたいものではなく、しっかりとハッカソンのテーマにそったプロダクトを作ることや、既存サービスとの差を明確かつインパクトのある形で表現することの大切さなどを教えていただきました。
また、そのほかの参加者の方々の発表や開発物を見させてもらって、色々刺激を受けることができました。
僕の印象に乗っているのは、フジワラユウタさん(@Fujiyama_Yuta)が作成したプロダクトです!
1日とは思えない様なクオリティでUIも洗練されていて、すごいなと思いました!
最近のハッカソン成績が運よくいい感じできてたので、初心に戻って気を引き締めるいいきっかけになりました😅
今回のハッカソンの関係者の皆様方本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!
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