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子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。【その3 : 手術前に】

私のお腹のなかには9センチ1個、5〜6センチが2〜3個、その他小さい筋腫がゴロゴロありました。そこで、子宮鏡下手術と腹腔鏡手術をいっぺんにすることになり、7月から合計6回のリュープリン注射を開始しました。

そして、さまざまな副作用を乗り越え、ようやく術前検査に漕ぎ着けました。心電図、血液検査、肺のレントゲン検査。
手術の2週間前には自己血輸血のために、10分程、横になりながら400ccの血液をとりました。
血液検査でヘモグロビン濃度が12.1の状態で、計量カップ2杯分の血をとったので、2日後くらいから数日間は貧血の症状の吐き気と頭痛がひどく、少しの歩行でも息切れし、大変でした。
処方されていた鉄剤を飲みながら、手術の日まで体調を整えていきました。

ちなみに鉄剤を飲むと、便が黒くなります。肝機能にも強い影響を及ぼすので、肝臓を気にしながらも欠かさず飲みました。

※自己血輸血: 手術の際の出血に備えて、前もって採血し保存しておいた自分の血液を輸血すること

ヘモグロビン濃度の基準値
女性:12.1~14.5g/dL
10g/dl 以下になると、中等症から重症の貧血で、全身の細胞に酸素が行き渡りにくくなり、頭痛やだるさ、吐き気、肩コリなどの症状を引き起こします。息切れやめまいなども現れてきます。

『子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。その4 : いよいよ入院』では、入院時に持って行って良かったと思った物について書きます。

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