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子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。【その2 : リュープリン注射】

子宮筋腫は、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの影響を受けて大きくなることがわかっています。私のお腹のなかには9センチ1個、5〜6センチが2〜3個、その他小さい筋腫がゴロゴロありました。

そこで、7月から偽閉経療法という薬物療法を始めました。リュープリンという注射を使ってエストロゲンの分泌を抑えて、手術までに子宮筋腫が小さくなるようにします。

4週毎に1回、おへそ横のお腹に注射。腕にするよりは、痛くなかったです。保険は最大6回まで適用になります。(私の場合は3割負担で1回5〜8千円くらいでした)

Max6回のリュープリンを打った私の体に、注射を打つにつれてどのような副作用があったのか、また筋腫の大きさの変化については下記の通りです。

1回目: 3.75mg 
【筋 腫】変化なし
【副作用】少し出血があった
2回目: 3.75mg 
【筋 腫】変化なし
【副作用】特になし
3回目: 1.88mg 
【筋 腫】1〜2センチほど小さくなる
【副作用】特になし
4回目: 1.88mg 
【筋 腫】前回の大きさと変わりなし
【副作用】ホットフラッシュ、貧血(吐き気、頭痛、動悸、息切れ)、肌の乾燥
5回目: 1.88mg 
【筋 腫】5ミリ〜1センチほど小さくなる
【副作用】ホットフラッシュ、平熱が0.3〜0.5度下がる(貧血はファンケルの鉄&葉酸のサプリで症状はでなくなった)、髪の毛がいつもより多く抜けた、疲れやすくなった、食欲がなくなった、肌の乾燥
6回目: 1.88mg 
【筋 腫】5ミリ〜1センチほど小さくなる
【副作用】ホットフラッシュ、体温が0.3〜0.5度下がったまま、髪の毛がいつもより多く抜けた、疲れやすくなった、食欲がなくなった、顔の小じわが目立ってきた

体温が0.5度下がると、体全体の機能が落ちてきます。そうすると本来の機能の7割程度でしか動かなくなるそうです。

・酵素の働きが弱まり、消化機能が低下
・思考力が鈍くなるなどの症状が現れる
・体全体の機能が下がる
・免疫力も落ちるため、アレルギーや病気に
 なりやすくなる

上記はネット情報ですが、私は食欲が全くなくなりました。

リュープリン注射の副作用には肝機能低下やカルシウム不足、貧血など、調べてみると山ほどあります。
生活リズムや食べ物などで、できるだけ自分の体をフォローすることに努めました。
あと、気がついたら急に顔の小じわが目立ってきたので、肌の保湿は念入りにしていました。

【食べ物】
*納豆+キムチ+酢玉ねぎ+のり+ミネラル豊富な塩
*赤身のお肉+すだち+塩コショウ
*豆乳+バナナ+ヨーグルト
*小魚+ビタミン
貧血改善・カルシウム補給のために積極的に食べました。

『子宮筋腫、ゴロゴロ体験記。その3: 手術前に』では、術前検査や自己血輸血について書きます。

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