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片づけについて思うこと

 この夏は家中の片付けをしようと思っています。今、あらゆるものを手離したいです。全国的に酷い暑さでなかなか外出も出来ないし、良い機会なので我が家をすっきりした空間にしてしまおう! と思っています。頑張るぞぉ。

 片付けは以前から興味のあることで、ちょくちょく手をつけてはいましたが、まだ自分の中で「片付け切った!」という感覚には至っていません。ある程度物が減った時点で満足し、毎回中途半端に終えていたからです。反省。

 「片付けよう!」という気持ちがまた再び湧き上がってきた理由の1つには、祖母の死がありました。亡くなった祖母は昔ながらの体質で、物を大事にする人でした。言い換えれば、物が捨てられない人でした。祖母の死後、家族が大量の遺品を整理するのは大変そうでした。

私はこの時生まれて初めて、「人が亡くなった瞬間、その人の持ち物は全て遺品になる」ということを目の当たりにしました。少々乱暴な言い方になってしまいますが、「持ち物の多さは自分の死後、遺品整理という名で生きている人の時間を奪ってしまう」と感じました。

全ての方がこうだと言いたい訳ではありません。ただ、少なくとも、我が家の場合を見ていた私は素直にそう感じたのです。

勿論、遺品整理は残された家族が遺品を片付けながら故人を偲ぶ大切な時間である、ということは分かっているつもりです。ただ、残された物の量が多ければ多いほど、家族が遺品の扱いをどうするか悩む時間も増えると思います。

残すか、残すならどこに置くか、捨てるか、捨てるならどう捨てるか、譲るか、譲るとしたら誰に譲るかetc……、故人との思い出が詰まった物であるだけに、その選択のひとつひとつに重要な意味を感じ、なかなか決断できない場合もあるかと思います。そんなことを考えていたら、「私はなるべく物を持たずに暮らしたいな。」と改めて思うようになりました。

突き詰めていくと普段使っている物なんて、結局それほど多くないんですよね。私は今、専業主婦なので尚更少ない物で事足ります。仕事をしていた時はその仕事柄、スーツやジャージ、靴や鞄など多くの衣類や小物を必要としていましたが、今はジーパンにTシャツがあればOK。随分と必要な持ち物が減り、楽になりました。(おしゃれしなさすぎ?笑 でも育児をしていると簡単な服が1番便利なのです…!)

 途中で挫けそうになることが何度かあると思いますが(絶対ある。)、この夏は「片付けの夏」と自分で銘打ったので頑張ります!


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