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沖中祐也・zeRo
2021年1月11日 10:14
ウメハラさんの本プロゲーマー・梅原大吾さんの本を読んだ。(Kindle Unlimitedにて無料で読めます)以前読んだ「勝ち続ける意志力」も麻雀プロにのめり込んだエピソードなどが語られて面白い上に、厳しい勝負哲学がとても勉強になった。今回読んだのは勝負哲学一本の内容で、とても読みやすかった。そして、その全てが麻雀に通ずる部分があるのだ。目次を少し抜粋すると…麻雀と完全にリン
2020年12月27日 08:56
トイトイスキップは、手役大全に出てくる麻雀戦術用語である。名付け親は黄河のんさんで、ネーミングや中身があまり秀逸なのでパクらせれもらった。→打倒『ZERO』-無名貧乳中堅録1-トイトイダッシュがトイトイに向けて強引に走り出すのに対し、トイトイスキップはトイトイ一直線ではなく、トイトイへの渡りも見つつ、無理そうならかわし手としてのルートも残す技のことである。言葉でごちゃごちゃ解説してもわか
2020年12月24日 08:54
この手牌、何か鳴く牌があるだろうか。↓牌図①西をポンして南タンキ?もちろん西はポンする。しかしそれだけでは不正解だ。西ポンの他に、まずは5mチー!カンチャンで鳴くことによってリャンメンを2つ作ることができる!このチー、かなり盲点じゃない?私も長い麻雀人生で2回しかやったことがない。他にも3467mが残るチーはした方がいい。(28mが残るチーもしてもいいけど微妙)例え
2020年12月22日 09:04
先日行われたMリーグにおける丸山プロの選択。↓丸山プロはここから5pを切ってホンイツを強く見た。ダブ南をポンして打2p。ホンイツ一直線だ。この選択は明らかに損である。丸山プロに限らず、南場における順位取りの苦手なMリーガーは多い。そこで今回はオーラスの逆転条件を満たすコツについて書いていく。=================基本はツモアガリベースまずは条件を確認する。
2020年12月20日 08:41
赤なしは別ゲーリクエストをいただいた。最近、連盟本部道場や雀友倶楽部など、一発裏あり赤なしのルールで打ってみました。ちまたで比較的一般的である、 赤入り(祝儀あり)、赤入り(祝儀なし)、赤なし(一発裏はあり) のそれぞれで、リーチ判断や押し引きについて、zeroさんが気にしている差違、ポイントなどあれば教えていただけないでしょうか。麻雀は将棋と違って、雀荘の数だけルールがある。たとえば祝
2020年12月16日 07:14
並びシャボとは↑のように読んで字の如く、並んでいるシャボのことだ。この並びシャボは実戦で本当によく遭遇する。交差点でも 夢の中でも こんなとこにいるはずもないのに。本日はいつ並びシャボと遭遇しても良いように、網羅的に解説していく。===============並びシャボ+愚形手始めに、みなさんには並びシャボを含む何切る問題を3つ解いてもらいたい。(全て東1局・西家・5巡目と
2020年12月1日 07:51
テンパイ=ゴールにあらず牌図①の手牌で6mが出た際に↓牌図①6mをチーして、カン4m待ちから47m待ちに変えること。このようにテンパイから他の待ちへ待ちを変えることを「待ち変え」とよぶ。今からいくつかの例を挙げていくが、待ち変えが上手になるコツはただ1つである。そのコツをもったいぶらずに言うと、「テンパイしたら待ち変えがないか必ず確認する」これを習慣化すること。セットで
2020年11月9日 07:10
先日の「序盤何切る構想」の記事が好評だった。読み返してみると、面白い何切るが集まっている。今回はそれよりもさらに序盤の進行に役立ちそうな牌姿や、読者さんが間違えた選択を集めた。それだけではなく、読んですぐに使えるように法則としてまとめてある。特に初~中級者の方に読んでもらいたい。かなりの自信作だ。======================前回同様、まずは問題を解いてもらう形式
2020年11月5日 07:20
メンゼンからの大明槓はNG行為既に暗刻で抱えている牌を明槓(ミンカン)することを大明槓(ダイミンカン)という。メンゼンから大明槓をすることは、タブーとされている。例えばこんな手牌。↓牌図①牌図①は中が出てもスルーする。大明槓をする理由は「打点アップ」に他ならないが、牌図①はもとから中ドラ1で、メンゼンで3200鳴いても2600ある。カンしたところで…新ドラが乗らない限りは260
2020年11月4日 07:39
こないだ久しぶりに書いた鳴き読み記事が好評だった。書いている方としては複雑な気分でもある。この記事を覚えたとしても、実戦で使えた人はどれくらいいたのだろうか。全く売れていないが5ブロックできたら考えることホンイツの哲学ここらへんの記事のほうが重要度や出現頻度が鳴き読みと比較して非常に高い。鳴き読みなどの高度な技は、基礎の部分を固めてから学ばないと、実戦では全くもって役に立たない。
2020年10月26日 10:51
堀プロの1メンツ落とし構想先週の観戦記「天才すぎる」の異名にふさわしい!混沌を生き抜く茅森早香の冷静な立ち回りでの堀プロの手牌。私はこの手牌からの打2pを見て、西が重なった時に左4枚を全部取っ払っていくつもりだったのでは?と書いた。合ってた。先日の丸山プロの記事もそうだけど、書いたものに対し「大体合ってるで」と、本人から反応があると本当に嬉しい。よーし今夜もアナタの思考を見
2020年10月26日 07:13
麻雀偉人 かく語りき古代ギリシアの哲学者、プラトンはこう言っていた。思考とは魂と魂の会話である。(プラトン 古代ギリシア 紀元前427~347)我々は、思考を牌に乗せて麻雀を打っていると言える。たとえ相手と会話がなくとも、何半荘か真剣にみっちり打つと、互いをわかりあえたりするものだ。一方でこういう哲学者もいる。麻雀はホンイツとホンイツをやっていないものとの戦いである(ゼロスト
2020年10月25日 07:25
本日の記事は短め。その代わりじゃないけど、昨日何を思ったのか3つ記事をアップしたので、見逃した方は是非読んでね。丸山奏子育成計画はどこまで進んでいるのか【Mリーグ】【無料】観戦記について【無料】メインコンテンツ無料・サブコンテンツ有料の時代【コラム】役牌ドラをぶっ放せる鳴き読みお久しぶりの鳴き読み。結構ハイレベルだけど、覚えるとここぞの場面で使える。さっそく牌図を見てもらいたい
2020年10月8日 07:42
プロ試験合格した報告を見る度に羨ましく思う。戦う場所ができていいな…と。ただ、勝った負けただけで飲み会で騒いだり、惰性でゲストに行くだけのプロにはなってほしくない。何かしらの目的意識を持って主体的に動いて欲しいと願う…なんて綺麗事を並べているが、私の単純な嫉妬心からきているのだとも思う。私には天鳳という舞台があるではないか。というわけで今日もコツコツと勉強していこう。=======