考え漏れがないよう情報収集して、結果時間だけが経つ

根本には将来への漠然とした不安がある。
今、一番よい選択をしているのか。
もっとよい選択が実はあって、考え漏れているのではないか。

最近ではChatGPTにより仕事がなくなるのではないかと言われている。サイバーエージェントでは30人以上いたディレクターがゼロになったという。いつの間にか、自分のスキルは時代遅れになっていないか。

飲食店を始めたこともあり、最近では監視すべき経営指標が足りていないのではないか。気づいたら破滅への道を歩んでいないか。

そんな漠然とした不安から、ひたすら情報収集している。
自分がエンジニアで、考え漏れによるバグがないかを考えて仕事しているのが、思考のクセとして残っているからだ。これには良い面も悪い面もある。

当然、考え漏れが少ないほど成果物の質はあがる。一方で、考えれば考えるほど時間はかかる。タスクになっていれば、期限があるためにその時間内で最大限漏れをすくなくすることになる。

しかし、1つのタスクではなく、仕事という大きいくくりになったとき、考え漏れの範囲は膨大になり、結果、無限に情報収集することになる。

すべてを考慮することはできないが、絶対に外してはいけないポイントを抑えてさえておければよい。たとえば、ダイエットであれば摂取カロリーより消費カロリーが上回れば痩せる。痩せる薬だとか、炭水化物を少なくすればよいという極端で、しかし単純化されているために行動に落とし込みやすいところに逃げなければよい。

玉石混交の情報の中から、絶対に外してはいけないポイントを探し出せるのか。情報収集の時間に制限を設ける。たとえば、専門書10冊を読んで、ポイントをいくつか見つけ出す。
それを実践する。しかし、まだそのポイントが絶対に外せないかは確かでない。実際にやってみて、結果を計測する。思い通りの結果であれば、続ける。違ったら別のポイントを試す。

今の自分に必要なことは、時間制限だ。
もう、決めなくちゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?