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枠にはめない

もともと、わたしは小さな頃から、枠にはめられるのが嫌いな子でした。

父がやたら枠にはめたがる人だったからかも。父は家族をとても愛していましたし、ありのまま受け入れてくれてたのですが、人様の前では従順であれ、個性を出すな、とか外面だけにはすごくうるさい人でした。

わたしは、表面と裏面同時に出すタイプだとわかってた(今、このnoteもそうですよね)から、そこだけはすごくケンカしたよ。

でも、このケンカって、実は社会に出た時すごく役に立ったのです。

社会に出たら、父なんて遥かに超えた枠はめ人ばかり。だから、結局は外面だけはほめられ、中身見えたら、ポイされて、全然人間関係が続かない。

だから、すぐに誰にでも受け入れられるし、よく知ってから仮面を外し自由にやってまして、それでうまくいってました。

今の若い人たちって、そこがうまくできていないような気がする。
みんな枠にはめるなら、仮面だけ枠に入れときゃいい、という父からの処世術、教えられる人はそういなかった。世界はありのままなんて認めないことから守るためだったと気づいたのは、わりと最近です。

父は行動に全て理由がありました。だから、あとで説明を受けて納得できました。
こういう人を誠実な人というのですね。
こちらで認められないのなら、仮面取らなきゃ良かったわけだよ。
気づかず仮面取っちゃったから、生身のわたしが傷ものになっちゃった。

仮面を持ってない人ばかりなんですよね、今って。で、すぐ傷つく。それがだんだん当たり前になってきてて、生身の人が生きやすい世界になろうとしてる。
傷つき損やないかい!泣😭

2010年頃、洋裁にハマってまして、毎日作った服を着てたことがありました。今売ったらええやん、とも思うのですが、きちんと習ってないので、少し自信がないんです。

この写真のニットは既製品ですが、わたしのような技術屋は、よく服の修理を頼まれます。なんでもすぐに出来ると思ってるみたいだけど、こんなになる前に頼んでくれよな。
でも今こういう分厚いニットってあんまり売ってない。だから直しますよ。。

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