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アーキネイター

どうしても苦手なことがあるけど、原因がわからない。

そういう時に、使うといい、アーキネイター。

よくテレビで、それは大きいですか? 生活に必要ですか?と答えを絞っていきます。答えははい、いいえ。

そうやって、問題そのものの炙り出しをする方法です。

そういうゲームや、キャラクターを作るために作られた手法のようですが、自分の課題解決にも使えます。

わたしは、今どうしても作らないといけない作品があったのですが、途中でずーっと止まってました。

わたしは大抵のことは、すぐ行動するタイプで、最近よく巷で聞く「行動できないタイプ」ではありません。むしろ、思ったと同時に行動しすぎて、止められることが多い。

しかし、この課題は、なかなか超えられない。

ということは、この課題の中に、シャドウがいるな。

シャドウとは、ユング心理学で使われる「抑圧したもう一人の自分」
この自分は、普段隠れていますが、行動や思考の邪魔をする。

大半の人は、いくつものシャドウを持っています。
問題になる時に、シャドウを炙り出し、認め、対話することで、シャドウと良い関係に変えられる、という。(シャドウの統合)

例えばわたしなら、去年「八方美人」「天邪鬼」というシャドウと対話し、良い関係になり、それからたくさんの作品が作れるようになりました。

今回のシャドウは、わたしの作品のクオリティを下げて、失敗作品を作り出してるようなのです。

子供がアーキネイター好きで、いくらでも質問をぶつけてくる。
本当はテーブルトークTRPGが好きらしいのですが、コミュ障には壁がでかいらしい。

だから、「問い詰め」癖があって、なんでなんでと聞いてきすぎて、子供の頃は相手が本当に大変でした。。友達に問いたくてもいじめられるため、わたしにしか問えなかったらしい。

そんなんで、問い詰め癖が相手にとってプラスになる「アーキネイター」は得意だ。
ここまで出来るなら、コミュ障やめてネット相談でもすりゃお金になるのになぁ。。ってのは置いといて。

わたしのように、熟考せず行動するタイプは、問い詰めが本当に苦手。何故そうなったのか、わからないんだもん。

でも、わたしにとって、この壁は、夢、使命のために、超えなければいけないのです。

あれは梅田で仕事をしていた頃、当時ビーズが大人気で、夕方はお客様でごった返していました。
しかし、わたしはそちらを見ずに、テディベアや編み物コーナーばかり行っておりました。
壁には憧れの作家さんの作品が飾ってあって、それが現在に繋がっています。
追いかけて20年、ようやく近づいたけど、壁がある。

それは、、現在わたしの中にいるシャドウなようだ。

何故、何度も作っても、垢抜けないの、可愛い子にならないの。
動物は30体作った辺りからかなり上手く作れるようになった。
しかし、ヒトガタは、以前賞を頂いた子以外、満足した子になかなか辿り着けてない。

とにかく、売れる子が作りたいんだ。。

アーキネイターには、顔に自信がありますか?と聞かれると、シャドウが口からどわ〜〜っと出てきた。。なんだこれは。

それが出てきてから、急に作品が進みはじめました。やっぱこれは、わたしのシャドウだ。

可愛い顔の子が作れない、と思い込んでた、シャドウ。
特に、人間で。
別に可愛くなくても、いいじゃないか。

そうして作り進めていくと、あっさり別の課題にぶつかりました。
これはシャドウというより、「経験値が足りない」
肌の色が黒いため、黒い糸や目を合わせると、見えなくなってしまう。顔の表現に白や他の色が必要でした。
これは、やらないとわからないこと。白い子ばかり作っていたから、わからなかったんだ。

経験値が足りない件は、とにかく自力で、表現方法を探すしかないです。
そうやって、色々試して、ようやく納得いく状態に出来ました。
経験不足って、経験しないと足りてないことがわからない。
数多く作って、色々なテイストの作品を表現してはじめて、その先へ進める。ここは、本当のわたしの課題でした。

やっと現在の課題をクリアし、早速本来今年からスタート予定だったものを作成しています。あまりにも早く出来るので、顔の表現が苦手って、わたしにとってはもう必要のない概念だったのかな。。

ようこそ、わたしのお友達シャドウ
今回のケースは、白黒っていうかなりわかりやすいものでしたが、これを統合すると、黒っぽい素材も自由に使いこなせるので、必要だった事です。
なのに、自分の作品を嫌いにさせる考えになっちゃうんだね。

統合することが、自己実現になる。だから、作品製作のスピードが上がる。
わたしのこのケース、大変わかりやすいシャドウです。さっさと統合しなきゃいけなかったわ。



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